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泣いています。

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泣いています。

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泣いています。

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涙が溢れてきました。

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もう止りません。

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決して意地悪したわけでは、ありません(--;)

 

先日の定例ミーティングでの一こまです。

スタッフ全員で、院長、マネージャーも含め、お互いにそれぞれ

「◯◯さんに、されて嬉しかったこと、感謝していること」なんでもいいので一人一人メッセージを

書き伝え合う、ということをしました。

普段、わかっていてもなかなか改めて言葉や文章にして感謝することがないので

この際恥ずかしいけどやっちゃおう、となったこのシーン。

私も、思いがけず泣いてしまいました(^^;)

みんなの中にはこんなメッセージがありました。(スタッフ同士がお互いに伝えあった内容です)

 

「風邪を引いて休んでいた時がお誕生日でわざわざ「おめでとう」を言いに家に寄ってくれてありがとう」

「◯◯さんがそばにいてくれるとものすごく安心できます。尊敬しています」

「辛いことがあってしょげていると、優しく声をかけてくれて、それだけで明日も頑張ろうという気持になります」

「仕事を家庭を両立させいつも明るくしている◯◯さんは私の憧れです」

「わからないことがあってもいつも根気良く丁寧に教えてくれて感謝しています」

 

などなど、自分のことをいつも誰かが気にかけてくれている、見ていてくれている、そんな気持がどんどん伝わってくる内容ばかりでした。

そしてみんなのメッセージを聞いて、「へえ、彼女はこんな一面があるんだ」とか

「こんな優しい気持ちに溢れている人なんだ」など、普段の仕事のシーンでは見えない

一面が出てきます。

 

自分が体験してみてビックリですが、「自分について語ってもらえる」というのは本当に嬉しいものです。

感極まって泣いてしまいます(><)

普段みんな感じてはいるんです。

でも、当たり前すぎて「支えてくれている人」に感謝したり、ありがとうと声に出して表現することを

していないだけ、なのです。

でも、今日改めて思いました。

ありがたいな、と感じたら口に出して表現してみる、ことは本当に大事なことです。

「ありがとう」と100回言われても怒る人はいません。

大袈裟な話ではなく、今ここに、自分が幸せに存在できているか、といえば

それはもう周囲で支えてくれている人の存在があってはじめて、そう感じられるわけです。

私はうちのスタッフには「ありがとう」を一日一万回言っても多くはない、と思っています。

なぜ、そう思うかと言えば、「ありがとう」というこちらの気持ちをちゃんとみんな受け取って

くれるような人材ばかりだから、です。

 

言葉は「伝えたい」という気持ちがあってはじめて相手に伝わるものだと思います。

あふれ出る気持ちがあってそこにたまたま言葉が乗っかっていくので

言葉を交し合う以前に、気持ちの交流がとても大事なのです。

生きている人間同士の流通する力とでも言いましょうか・・・。エネルギー交換ですね。

そんなわけで、今回の「感謝の気持ちを伝えあう」という一コマは吉本歯科医院はじまって

以来の感動の一こまでもありました(^^)

 

さて、もう一つ今回のミーティングではテーマがありました。

それは「立ち振る舞いを美しく」ということです。

常々、接遇教育で「態度、動作、表情、言葉遣い」を学んでいる私達ですが

やはり一番はやいのは、「これが美しい立ち振る舞いなんだよ」というイメージを

実際に見て学ぶ、ことかな、と思いました。

そこで登場したのがこちら↓

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 秋刀魚の味(小津安二郎監督)

かつての古き良き時代の美しい女性の立ち振る舞いが余すところなく映像に残っています。

すでに平成生まれのスタッフもいる吉本歯科医院では、こんな映像を見せてどう思うかなあ・・と

心配でしたが、食い入るように見ていました。

出てくる女性達の立ち方歩き方に無駄がなく、言葉遣いは親しい仲でもキチンとした敬語を

交し合い、だら~んと座り込んでいる現代人のようなイメージは一歳ありません。

 

家族同士であっても、きちんと敬語を使い、上下の関係性がきっちりその言葉遣いの中に表れています。

今は、会社に入って改めて尊敬語や謙譲語といった一般常識を学ぶそうですが

どう考えてもそれはおかしい、ですよね。

尊敬語や謙譲語は、相手を敬う気持ちがあれば、また、自分と相手との関係性がはっきりと

認識されていればおのずと身についてくるものです。

 

吉本歯科医院のスタッフには私も含め、こういったきちんとした言葉遣い、態度、を高い基準に

引き上げていきたいと思っています。

敬語をきちんとその場その場に応じて使いこなせるということは、その因果関係がきちんと分っていないと到底無理です。

また「きちんとした言葉遣いが臨機応変にできる」ということは、大人の条件です。

親しい仲にも礼儀あり、とは昔の人は本当によく言ったものです。

家族であっても、スタッフ同士であっても、言葉を崩さない、汚い言葉は遣わない。

そして、やはり日本人ですので、美しい日本語を使いたい。

 

幸運にも吉本歯科医院には北原さんという素敵な女性が毎日朝に夕にお掃除のサポートに

来て下さっています。

この方はまさにこの映画に出てくる女性が当たり前だった時代の方です。

この方は、私達スタッフのいわば「お手本」です。

言葉が美しく、礼儀正しく、控えめで、字は上手。

黙々と仕事をこなし、細やかな気配りを忘れない。

そして院長をいつも立てて下さり、上手に気持ちよくみんなが仕事ができるよう潤滑油のような

存在です。

吉本歯科医院の影のお母さんのような存在です。

恐らく私だけでなく、うちのスタッフ全員が憧れているんだと思います。

 

吉本歯科医院のスタッフには「こんな素敵な女性になってほしい」というイメージが私にはあります。

きらびやかでいまどきではないけれど、地に足がついた落ち着きのある女性のイメージです。

そして、清潔感。

清潔感は、中から溢れてくるものだと思いますので、付け焼刃でエステに行ったり化粧を変えて

できるものではありません。

人ときちんと向かう、そして、人に対して気遣いのある言葉遣いができる、そんな毎日が

積み重なってはじめて「ああ、あの人はきちんとしているな」という印象になるんだと思います。

こんなミーティングを積み重ねていくことで、どんどんみんな美しくなっていくんだろうなと

想像するとわくわくしますし、私も負けていられません(笑)

次回でのミーティングは、「東京物語」のDVDでも流してみようかなと考えています(^^)

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「渋皮をむいて作ったのよ~」と、患者さまに手作りマロンケーキを頂きました。

毎回ケーキを焼いて私達に下さるのですが、どれもこれもプロ級!

診療後にみんなでペロリと頂きました。

夕方の楽しいひとときです。いつもありがとうございます♪

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