先週土曜日、当院の歯科衛生士2名が急きょ、親知らずの抜歯、親知らずを削って噛み合わせを調整、ということをしました。

親知らずを抜いたのは田中衛生士

親知らずを削って噛み合わせを調整した加島衛生士

なぜ急きょそんなことになったかと申しますと・・・。

ことの発端は加島衛生士が、「なんか最近、前歯がかけて噛み合わせが悪くなってきた気がする~」ということを院長と話をしていました。

「それって親知らずが原因じゃないの?」と院長。

「うちのスタッフで親知らずのこっている子いるの?」と院長が聞くと、「あっ、私残ってます」と田中衛生士。

ちょうど土曜日で非常勤で来てくれている歯科口腔外科の高丸先生がいたので

「今日抜いちゃおう(^^)」という話になったんですね~(笑)

この思い立ったが吉日!という田中衛生士の思いきりの良さは実に「私好み(^^)」なのです。

 

さてさて、歯を抜いた田中衛生士と

親知らずを少し削った加島衛生士なのですが、田中の方は今朝(月曜日)かわいいくらい

左のほっぺがまんまるく腫れております(2日目が一番腫れるのです)

歯を抜いてほっぺが腫れることは、いいこと、なんだそうです。

なぜかっていうと、傷を修復しようと身体が戦闘態勢に入っている状態なのだそうです。

今日の田中は「あなた・・・飴玉を食べているの?」というほど可愛くみぎほっぺだけがポッコリしております。

 

そして、親知らずを少し院長に削ってもらった加島衛生士からはこんなメールが届きました。

加島いわく、「すんごい体験をしたので、患者さまにもお伝えしなくてはっ!!!」という

気持ちでいっぱいだそうです。

嬉しいですね~こういうことは。

実際に、自分で体験したことは想いが違いますので伝えたくなってしまうものです。

 

では、加島衛生士の体験談そのままご紹介しま~す♪

私は今日、すごい体験をしたのでお伝えします。

 

それは、恐るべし親知らずの力と院長のすごさです。

歯周病の症状も気がつきにくいのですが、それと同時に親知らずの影響についても知らずに過ごしている方は多いと思います。

それは、いつの間にか慢性化していて気が付かない、当たり前になっていることの恐さに気づいたのです。

私は、小学6年生の時に上の前歯2本だけが、リスの歯のように前に飛び出ていたので、上だけ矯正をしました。

その時に、小臼歯を左右1本ずつ抜歯しました。

私の親知らずは、上2本と下1本ありました。

下1本は、左下にあり完全埋伏歯(歯が歯茎の中に埋まっている状態)で抜歯しました。

 

その決意ができたのも、実は院長のおかげなのです。

当院の院長は、常に患者さまの噛み合わせを診ています。

噛み合わせが変わってくる一つに、親知らずの存在があることを患者様にお伝えしています。

私も現場で仕事をしていて、歯並びが悪くなっている方を多く診てきたので、思い切って抜歯をすることができました。

しかし、なぜか上2本の親知らずについては抜歯をしたくなかったのです。

それは、矯正のためにきれいな歯を抜いてしまったことがショックだったのです(><)。

私の上2本の親知らずは、歯の頭も出ているし、上下のかみ合わせも問題がないので、生えてきてよかったと思っていたのです。

でも、右上の側切歯の切端が欠けたり少しゆがんでいたのは、気になっていました。

そして、スタッフから「前よりもその歯が、ゆがんできてない?」と言われすごく気になり、院長に診て頂きました。

院長から、「歯軋りをしてみて」と言われたので、顎を引いてゆっくり歯軋りをしたところ、左側にずらすとスムーズに動くのに右側にずらすと、ガクガクと2段回でずらしていることに気が付きました。

つまり、右側はどこかで引っかかってるのです。

それがなんと、左上の親知らずが原因と診断して頂きました。 

私の中では、「ええーそんなどうして?」といゆう感じでした。

 

そして、院長に左上の親知らず頬側を削っていただいたら、なんと、なんと、うそみたい!

右側に歯軋りするとスッーと動くのです。

 

『院長、すごいです。少し歯を削るだけで、こんなにも顎の動きが違うなんて」 まさに目からウロコです。

つまり、顎の骨が歯とぶつかっていたのです。

今まで、院長が患者様とお話をしているときに聴いてはいたのですが、

どんなふうにぶつかっているのかを自分で体験をして、もの凄く納得しました。

そこで、上の親知らずのある方に顎の骨が歯とぶつかるとは、どんな感じかをぜひ、実感していただきたいです。

まず、手をきれいに洗っていただきます。 

鏡を見ながら左手の人指し指を左上の親知らずのところに置きます。

その時、指の腹は頬側に当てて置きます。

人指し指は、親知らずだと思って下さい。 

次に、指を入れたまま顎を引いて奥歯で噛んでからゆっくりと右側に歯軋りをして下さい。

その時に、頬側の指の腹に硬く当たるのが顎の骨です。歯軋りをゆっくりすると、指がぎゅうと締め付けられて顎が動きにくいと思います。

指を外すと、動きがよくなるといゆう状態です。

いかがでしょうか?

お口が開かない方は、無理しないで下さい。

 

院長からは、「親知らずを抜歯すると、顎の動きがよくなる。」とおっしゃったので、親知らずを抜くことを決意しました。

 

恐るべし親知らず、と同時に院長はすごいと思いました。 

今まで私は、院長を尊敬してすごい方だと思ってはいたのですが、

自分自身が院長の治療を受けて、体験してそのすごさがもっとわかりました。

 

私も歯科衛生士として、もっとたくさんの方に歯の大切さを自然に納得していただける体験が、大切なことだと身をもってわかったのです。

日々努力をしていこうと思います。

歯が悪くなると、噛めないことだけではなく、肩こり、頭痛さまざまな症状が出てきます。

顎がガクガクと音がしないから、大丈夫だと思わないで下さい。

抜歯矯正をされた方、私と同じように親知らずが生えてよかったと思わないで下さい。 

なぜか親知らずは、これでもかというぐらいにどんどん押してくる性質があるようです。

親知らずを、大切に残しておくとかえって、歯並びが悪くなったりしている方がたくさんいらっしゃいます。

どうか皆様、自分自身の本当のお口の中の状態や正常な顎の動きはどういうものなのかを

もっとお知り下さい。

知ることでご自身の歯だけでなく、お体の健康まで保つことができると思います。

 

皆様、「ええーそんなこと知らなかった。」とおっしゃられる方がほとんどです。

当院では、皆様のメール相談を受け付け致しております。

どうか、気になることがあれば、いつでもおたずね下さい。

お待ち致しております。

 

・・・と加島衛生士からの熱いメッセージでした(^^)親知らず体験談について詳しくお聞きになりたい方は当院で、加島衛生士をつかまえて下さいね。きっと「よく聞いてくださった!」と熱くお話させて頂くことと思いますので。。。。

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