今日は土曜日です。

今日はお昼から、吉本歯科医院に瀬戸内海放送さんが取材に来られました。

テレビでおなじみの岡薫さん、キャスターの方、ですね。とっても可愛い方で、みんなに

「生の方がさらに可愛い!!」と絶賛されていました(笑)同感(^^)

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吉本歯科医院での子育て応援の取り組みを取材して下さいました。

4月19日のニュースの中で取り上げてくださるそうです。↓

http://www.ksb.co.jp/jchannel/index.asp

ぜひ、ご覧下さいね♪

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今日は、午前中、うちの娘の保育園の進級式でした。

保育園の園長先生が、子供を取り巻く環境の厳しさや、働くお母さんの現状などを

お話して下さり、その中で、保育園としては、こうやって子供達をはぐくんでいきますよ~という

いいお話をして下さいました。

そのお話の中で、ああ本当にその通りだなあ、と思ったことがあったので書きますね。

 

人が生きるというところで、

この2つがあれば大丈夫、という要素は

①人とちゃんとうまく関わっていける

②どんな状況でも生き抜いていける自信を持てる(変化に対応できる)

ということです。

特に、①の人と関われる、というところが今は、大人になっても子供達の中でも

明らかにその能力が失われつつある、ということです。

これだけ就職氷河期と言われ、契約社員であっても、雇ってもらえる状況が少ない中でも

「一年とその職場で続かない人」が続出している、そうです。

その大きな原因は、「人との関係を上手にできない」です。

そして、上手にできない人を阻害してしまうような雰囲気が、地域や、組織や、もっといえば

社会全体の中に蔓延しているような気がしてしまうのです。

 

もちろんどこに言っても結構誰とでも仲良くなれて、すんなり上司や同僚と溶け込んでいくことが

出来る人もいます。

しかし、そういうことがいつも上手にできない人も、もちろんいます。

上手にできない人の方が多い、とも思います。

誰だってはじめは知らない人は怖いもんです。

また、人間は感情をもった生き物ですので、日々刻々とその気持ちは変化します。

心模様もどんどん移りゆきますし、それが自然です。

 

吉本歯科医院にも、いろいろな人が、います。

院長はじめ、私もそしてスタッフたちも、どの人も全く違う個性、です。

価値観も違うでしょう。

同じ言葉を言われても受け止め方も、感じ方も人によって驚くほど違います。

人の感じたことを「ええっ?そんな風に思ってたの?」と驚くことはしょっちゅうです。

ありますよね?そんなことって(--;)

ましてやそこに、毎日毎日すごい数の患者さんが来られます。

一日に接する人の数はすごいですよね。

それも考えてみれば全く違う価値観を持った人間同士が同じ場に一緒になって

何かをするわけですので、当然、お互いに対する不満や、ことばが少なかったことによる

コミュニケーションの行き違いもあります。

何もないほうが不思議、です。

吉本歯科医院では、おそらく普通の会社よりはものすごく密なコミュニケーションを

とって、話し合いを重ねているほうだと思います。

しかし、それでも「完璧!」なんてことは一日たりとも、ないのです。

どんなに話し合いをしても、人と人とは全部わかりあえるなんてことは、ないのです。

なんやかんやの問題はいつも抱えていますし、それが当たり前です。

人の人生と同じで職場だって、ぜんぶいいことばかりなんてことは絶対にありません。

人生山もあれば、谷もあり、楽ありゃ苦もあるさ(笑)なのですね。

そんな実は微妙な関係の中で、社会は成り立っていたりもします。

誰もそこまで他人に100%の本音を出すことなんてしないし、感情を全て表に出して生きているわけでもありません。

言葉だけでは理解しようもない、声に出せないような感情があるのが人間で、

そんな人間同士が、「社員」や「社長」や「お客さん」といった役割の中で、なんとなく

関わっているんですね。

 

自分が何かしらの意識をきちんと持って生きていないと、あっという間に、感情に振り回されて

マンホールに落ち込んでしまうような気がします。

私はこうやって生きるんだ、とか

私はこうやって人と関わるんだ、とか

私は今こんなことを感じているんだ、とか、

そういった自分の内面を深く深く掘り下げていくことは私はとても大事なことだと思います。

また、そうやって日々を暮らしていくうちに確実に自分の中に、何かブレないものが

できていくとも思います。

 

私はある方にそのことを教えてもらった時から、なんだかものすごく楽に、とても俯瞰して

物事を見られるようになりました。

以前は、スタッフの中に何かトラブルが起こったり、院長との間に何か嫌な感情が起こったりした時に

いちいちその感情に振り回されていたように思います。

その心の底には、「いつも100%の状態じゃないといけない」という思い込みがあったんだと思います。

いろいろな個性をもった人がいて、凸凹になっているけれど

その凹凸がまた絶妙なバランスを取っていれば、それはそれでOKです。

私は、自分が関わりたいと思った人とは、できればずっと長く付き合っていきたいたちです。

人のとの関係は、出会うのは意外に簡単ですが、長く縁を続かせる、ということは

お互いに知恵と思いやりが必要です。

近い関係ほど、気を遣いあわないとあっという間にその関係は壊れてしまう気がしまうのです。

うちの院長などは、やはり男、なので、そのあたりの微妙な気遣いはとても難しい人、です。

総じて男性はそういう脳の作りになっているそうですが、女性職場の中で生きている

以上は、女性に対する関わり方を勉強してくれなくてはいけませんね(泣)

 

長くお互いを知っていけばいくほど、嫌な面も見えます。

苦手な面も見えます。

「もういいや」と思っちゃうようなこともあるでしょう。

でも、やっぱり、長く続かせたい、と思ってしまうのは性格でしょうか?(笑)

私は、今付き合っている人とは長くなが~く付き合いたい。

もちろん吉本歯科医院のスタッフに対しても同じように考えています。

 

人との関わりは、とっても難しいものだと思います。

でも、空気と同じほど大事なもの。

「面倒くさいからもういいや」と思うことだけは、やめよう思っています。こと、人に関しては(笑)

どうでもいいことは、本当にどうでもいいので。。。

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