今日はすごい話を聞いてしまいましたよ~。
当院に患者さんでお越しくださっている佐伯みち子さんです(えいっ書いちゃえ^^)
佐伯さんは、長年ご自身が歯科による金属アレルギーで苦しんでこられた方です。
そして、金属アレルギーが原因で、お肌全身にしっしんができるほど。
お肌がとっても敏感ですので、もちろん顔につけられる化粧品も市販にはなく、
なけらば作ってしまえ、と化粧品会社を作ってしまったすごい方。
その可憐でかわいらしい雰囲気からは想像もできないほどの敏腕女性社長なのです。
可憐ですが、お話をしているとすぐにわかります。
「ものすご~く頭のいい人」ということが。
今日はたまたま治療にお越しくださったのですが、治療終了後、スタッフみんなと話をしている
時に、「眉毛のかき方で顔が変わる」という話題になってしまい、そのままお昼休みに突入し
2階のスタッフルームに佐伯さんを引っ張っていってしまいました(笑)
カウンセラーの森下に「あなた・・・戦い眉だわねえ・・」と佐伯さんの一言で
急きょ、森下が眉毛を正しく?調整してもらうことに。
いや、驚き。
眉毛ひとつで顔はここまで変わるものでしょうか?
みなさん、眉毛は大事です。
さらに、佐伯さんからはお肌のお手入れについて
いろいろな話を聞かせて下さいました。
また、いかに美容という名のもとに、お肌をボロボロにするものがまかりとおっているか。
また、脱毛や、レーザーのしみとりなどは安易にしてしまい、施術後になってトラブルが出てしまって後悔している人がいる・・という話もよく聞きますよね。
など、聞けば背中が寒くなるような話もたくさん。
佐伯さんいわく、お肌のお手入れは歯みがきの習慣と全く同じなんだそう。
「だって、無意識にやっているでしょう?」
「いちいち意識しないで、化粧水のあとは乳液つぎは・・・」て無意識に毎日やってるでしょう?」
確かに、そうです。
この話に「うんうん、確かにそう!」といち早く共感したのが歯科衛生士の加島です(^^)
当院の加島はおもに患者さんのお口を歯を失わないようにお守りしていく予防の仕事がメインです。
ですので、患者さんにはいつも「熱い想い」をお伝えしているわけです。
その熱さは、通常の熱さのたぶん8倍ほど、です(笑)ご存知の患者さまは「うんうん」と
うなずかれていることと思います。
なぜそこまで熱くなるかと申しますと
「何が何でもお伝えして、自分のお口の中のことを知って大事にして欲しい」という想いがあるから、です。
私は加島のこの熱さが、とっても好き、です。
本人は、気がついているかどうか知りませんが
言葉はまずは、「知識」ありきではありません。
言葉はまずは、「想い」ありき、なのです。
想いがなければどんなに上手に話すことができても、相手には伝わりません。
想いがあれば、その想いという目に見えない糸にのって、言葉が伝わっていきます。
なので、多少の熱さはOKです。
もっと熱くてもいいや、と思っています。
想いの強さというところでは、佐伯さんの「なんとか、このことをきちんと知ってもらいお肌を守って欲しい」という想いもまた、同じです。
佐伯さんの言葉には、「想い」があるのです。
ですので、佐伯さんの話す言葉にはスタッフみんな釘づけ、でした。
私も。。。
吉本歯科医院では
「歯医者さんしか知らない歯を失わないためのお話」ニュースレターですが
佐伯さんには
「佐伯さんしか知らないお肌をボロボロにしないためのお話」バージョンをぜひ書いて欲しい、と
思った私です(笑)
ぜひ!!
知らなかった、ではすまされないこと
また、
知っていれば、こんなつらい思いをすることはなかった
ということがまだまだこの世には山のようにあると思います。
また、これだけ情報が氾濫し、何がいったい本当なのか?なんて
業界の人間で無い限り、知ることなんてできないこともいっぱいあります。
佐伯さんが広めている「肌育(はだいく)」という考えがあります。
私はまだ何も詳しくは知りませんが、ものすご~く知りたいと今、思っています。
興味があります。
知らないことは、知りたい。
深く、知っていくと、必ず本当のことが浮かび上がってくると思うから。
今日の吉本歯科医院のランチはとっても深い時間になりました。
佐伯さん、ありがとうございました。