今日は吉本歯科医院は休診です。

そして今日は、カウンセラー森下の発案で、「ちょっと、大掃除しましょうよ」ということに(笑)

この暑さの中、実はおとといから吉本歯科医院の診療室のエアコンが故障中(--)

明日には部品が届き修理してもらって復活する予定なのですが、院内は、熱気むんむん。

 

日常の業務の中ではどうしても忙しすぎて整理整頓をすることができにくくなってしまいます。

特に歯科医院では、細かい部品も多く、書類もほうっておけば山のように積み重なっていきます。

見るに見かねた森下が、「整理整頓の日を取りましょう」と言ってくれて、よかった(^^)

 

私もデスク周りを整理整頓。

なんでこんなにゴミがあるん???というほど、ゴミ袋に一杯になってしまいました。

 

しかし、汗を流して整理整頓された診療室をみまわすと、とてもすっきりしました。

なんだか、急に「仕事したくなるモード」に(笑)

身辺をきれいにしておくって、大事ですね。

見えないところまで身きれいにしておくと、何だか心までお風呂に入ったよう。

見えないところを押入れに隠す方式で突っ込んでいるとなんだか、気分悪くなりますものね。

せっかくキレイになったので、汚さないように出したものは元のところに戻すようにしよう・・・と

思うのは3日ほどでしょうか・・・・?(--:)

元にあったところに戻さない人の筆頭はもちろんこの私。

怒られるのも私。

モノがなくなって一番最初に疑われるのも、この私。

こういうざっとした性格、気に入らない人にとってみればものすごく気に入らないらしく

過去に

「もう、あんたを見てるとイライラするのよ」

とか

「お前のそのざっぱなところが信じられない」

とか、

言われたことが、あります。

そこまで人を不快にさせるほど、おおざっぱなのかしら?とちょっと凹んだこともありました。

そんな私を「ま、しょうがないか」とフォローしてくれるスタッフには本当に感謝です。

(内心、怒っているやもしれません・・・)

 

 

さて、今日の帰り際、みんなが「おつかれまさ~」と帰っていく時にふと気が付いたことが。

それは、当院のスタッフたちは、みんな必ず帰るときには、それぞれの残っている人に

ちゃんと「お疲れ様でした。お先に失礼します」と声をかけて帰っていくのですが

私と院長がパソコンの前であーだこーだを作業をしている時に

「お疲れ様でした。お先に失礼します」と声をかけてくれました。

その時の何気ない表情や、動作が、杉本は、違うのですね~。

当院の歯科衛生士杉本は、吉本歯科医院の中にいる誰もが認める

「女性らしい」「古風な」「エレガントな」雰囲気を地でいっているような人、です。

それを作ってやっているのではなく、もうそれがそのまま彼女の「素」なんですね。

2年以上一緒にいて、その雰囲気は変わることもなく。

 

そこで、彼女の動作の何が普通と違うのか?

発見しました(^^)

彼女は、ひとつひとつの動作をきちんと、止め、るんです。

普通であれば向こうから歩いてきて、歩きながら横を見て

「あっ、お疲れ様で~す。お先に~」となりがち、ですよね。

しかし、彼女は

まず、人に向かう前には、きちんと足を止め、体の向きを相手にきちと合わせるのです。

そして、ちゃんと手を前にして、おじぎ、です。

「お疲れ様でした。お先に失礼します」ニコリ。

いかがでしょう?

 

世のおじさん、100人いたら98人までは蕩けます。かわいくて(笑)

 

なぜ、彼女がエレガントに見えるか?

そのように見えるには、やはり理由が、あるんですね。

動作、表情、体の向き、手の合わせ方

その全ては彼女にはもう身についているんです。もともと。

だって、そんなこと杉本に教えた覚えはないもの(笑)

彼女のしぐさや、何気ない動作は、すべて「相手を丁寧に思う気持ち」が前提にあるから、です。

上司に対して、尊敬の気持ちがあるから。

患者さんに対して、丁寧にしたい大切にしたいという気持ちがあるから。

そしてその気持ちを動きに上手に乗せているんですね。

 

忘れないように書いておいて、明日のミーティングでみんなに伝えようと思っています。

素敵なことは、真似ができます。

具体的であればあるほど、真似ができます。

 

人と会う時、一拍おいて、動作を止めて、声を発してみる。

それだけで、きっと相手にとってみれば、「あら?素敵な人」と思ってもらえると思います。

 

当院の杉本、まだ若い21才です。あれ?22かな?

素地のいい人であれば、吸収できることはなんだって、全部吸い取っていきます。

そういう意味で、年齢は関係ありません。

若くても、ものすごい気配りのできる人もいます。

 

若い杉本に学ぶことは、山のように、あるんです。

 

 

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