久しぶりのブログです。

先週は一年分くらい泣いたような気がします。

水曜日の朝早くに突然の父の死、そこからあらよあらよとお通夜、そしてお葬式

火葬を済ませ。。。。。

 

虫の知らせって本当にあるんですね。

父が亡くなる3日ほど前から何か胸騒ぎがしていたし、普段気にならないような

父の周辺のことが突然気になったり。

水曜日の朝、私は研修会に参加するため県外に出かける予定だったのですが

前日の夜に準備をしながら、「行くんだけど、行けないようななんだか不思議な気持ち」を

持っていたんです。

なので、朝一番にその報せが入った時には、一瞬で状況がわかるようななんとも

言えない感覚でした。

 

父のもとに駆けつけた時には、間に合わず、たった今、息を引き取ったばかりでした。

 

父が病気をして、寝込んでしまってからはいつかは、と覚悟をしていたつもりでしたが

いざその瞬間になってしまうと、覚悟なんて全くできていなく、

37年生きてきてこんなに悲しく、つらい味わったことは過去にありません。

 

あんなに反発したのに、あんなに嫌なこともいっぱいあったのに、

今となっては、もう全部後悔ばかり、です。

そして自分を見てみると父の嫌だと思っていた部分や人に隠したいなと思っていた

恥ずかしい部分は、そのまま全部まるごと私の中に入っていることにも驚きます。

なんだ、父そっくりじゃないの?私は。。。と、冷たくなった父を見てそう感じます。

 

お通夜前夜そして、お通夜の夜と、ずっと父のそばにいて

どんどんどんどん顔が仏さんのように穏やかになっていく父を見て

「ああ、本当に魂が抜けてどこかに行ってしまったんだな」と思いました。

 

不思議な不思議な2日の夜を過ごしました。

 

父のことを知っている人や、私や兄の知人や同級生やおさななじみ、親族、家族、

そして吉本歯科医院のスタッフやお世話になっている方が

入れ代わり立ち代わりその夜には来て下さったのですが、

なんというのでしょうか、自分がまさにその立場になって初めてわかることって

あるんですね。

 

人の気持ちや、想いがそのまま沁み込んできて、

淋しいんだか、嬉しいんだか、悲しいんだか、なんだか表現しようがない

複雑な気持ちでした。

 

葬儀が終わり、昨日は兄と一緒に松山の実家に帰ってきました。

父が生活していた空間に入ると、私も兄もなんとも言えない気持ちになりました。

 

2人で父の思い出話をしながら、父がよく言っていた喫茶店や近所の人の家に

行って、いい意味で父の悪口を散々話して、松山を後にしました。

 

兄はそのまま一旦東京に帰ったのですが、

意見がいつも食い違う兄と珍しく気持ちが一致したことがありました。

それは、今はただ「ありがとう」という気持ちしか父にはないね、ということです。

 

父が逝ってしまって、ますます感じます。

人生は自分が想っているよりもずっとずーっと短い、ということを。

 

この一週間の父を見送った体験で、私はいろんなことを感じました。

親の死は最高の教育と言われたことがありますが

こういうことなんだなと今、思います。

 

それにしても、淋しいものです。

どんな状態でも生きてさえくれていたら、と思ってしまうのは私だけでしょうか?

いろんな想いが引きずると父が上手に上っていけないような気がするので

それも今日でおしまいにしたいと思います。

 

人との関わり方も、また少し変ってくるような気がします。

大切にしたいものがよりはっきりしてきました。

 

私は37ですが、これからもっとたくさん身近な人を見送らなくてはならなく

なるんだと思います。

そしてそう言っている当の本人だって、命がいつ終るかは誰にもわかりません。

70歳まで生きるという保証書はない、ですから。

 

魂は死んでも生き続け、死んでもあの世に行くんだよ、と私は

小さい頃からなんとなく教えられてきました。

あの世があるかどうか、魂があるかどうか、それはわかりません。

証明できません。

 

でも、私は「魂はある」方を、信じて生きています。

死んでから、「あれ?ないじゃない」でも、いいんです(笑)

「魂はある」方に賭けて、この世を思い切り生きてるほうが、どう考えても

面白そうじゃないですか??

 

先週水曜からほとんどまともに休めておらず身体は疲労困憊なのですが、

心は、意外にすっきり晴れてきました。

ドラム缶ほど泣いたから?(笑)

 

2011年、出だしから、心が動きっぱなしです。

淋しい気持ちも、この際しっかり味わってやろうとほとんど

開き直りです。

 

 

・・・・そんな中、日曜日は当院の受付、樋口桃子の結婚式でした。

この日も、泣きました(^^:)

今度は嬉しくて、幸せで。

そして、ほかでもない、何より思い入れの強い樋口の大切な日でした。

 

幸せそうな新郎新婦、そして2人を囲む友人や会社の方、親御さんの

優しい気持ちにが溢れるとっても心あたたかい式でした。

 

樋口らしい、気配り心配りが細部まで行き届いており、

こんな樋口に吉本歯科医院に来てもらえていること、改めて嬉しくなったんです。

 

樋口は、新婚旅行で2月1週目はお休みです。

そんなわけで、今週は吉本歯科医院は「てんやわんや」です(泣)

いかに、樋口がいい仕事をしてくれているか、いないときにわかってしまいます。

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