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Facebook(フェイスブック)というものをご存知でしょうか?

私もつい最近始めました。

 

信頼できる人に教えてもらったものはすぐに手を出してしまうこの性分(笑)

 

楽しくてついはまってしまう夜も、あります。

 

ソーシャルネットワークサービスといい、インターネット上で社会的なつながりを作っていくサービスです。MIIXI(ミクシイ)なども同じです。

どんどん出会って、友達が増えていくのですが、あくまでもそれはインターネット上のバーチャルな世界の話。

Facebook上で話はするけど一度しか会ったことがない、という関係もたくさんありますし友達の友達がそのまた友達になり、友達の友達同士がさらに友達になるということが起こります。

 

しかしそれもあくまでもインターネット上の世界の話。

 

ここまで聞くと「私、インターネットもメールも苦手だからしないの」という方には「だからどうなの?」と思われるかと、思います。

 

私もそう思っていましたが、実際に自分がやってみてその面白さにはまっていく自分を客観的に見つめてみました(笑)

 

面白い話を聞きましたよ。

 

離婚再婚を繰り返すことが当たりまえのアメリカでは、50歳以降の熟年カップルがこのソーシャルネットワークサービスで知り合い結婚するというケースがものすごく増えているのだそう、です。

 

結婚とは、ほんの一昔前までは、一生かけて相手を知っていくというものでした。

 

少なくとも私達の祖父母や両親世代はそうだった、そうです。

 

一生かけて一緒にいても「何を考えている人やらさっぱり」のまま人生を終えてしまう夫婦もたくさんいたはずです。

 

あの世にいっちゃったけど、やっぱり何を考えているかわからない人だったわ、という夫婦もいるでしょう。

 

しかし、今起こっているソーシャルネットワークサービスによりインターネット上で知り合いカップルにいたっていくケースは、従来の結婚とは全く違う順序を辿ります。

 

一生かけて相手を知っていく前に、出会ってすぐに内面を開示し合うのです。

「私は本当はこんな風なことを考えている」

「僕は本当はこんなことを感じている」

「こんなことで悩んでいる」

 

といった心の内面の話をインターネット上では気楽に打ち明けられることができてしまうのです。

なぜなら、ネット上での言葉のやり取りですので、どんな風にでも「書く」「打つ?」ことは気軽にできてしまうから、です。

 

それに対し、リアルな現実な人間関係でここまで一気に仲良くなろうとすると大変です(――:)

時間はかかるは

出かけていかないといけないわ

お金もかかるわ(笑)

気も遣うわ

ちょっとでも嫌なところを見るとすぐに嫌になったり

などなど、面倒臭いことばかり、です。

 

私もそうなのですが、「一人の時間」をこよなく愛する現代人は増えています。

人と関わるよりも、一人でいる方が楽。

もっと言えば可愛い犬と一緒にいる方が楽。

人間関係はわずらわしい。

 

元気がない時、体調が思わしくない時は、人は一人でいたくなります。

他人に気を遣うのは面倒臭いのです。

 

一人でいたい

でも、一人は嫌

こんな気持ちになったことは、ありませんか?

私はあります(笑)

 

なぜ今、facebookが流行るのか?

それは人は無意識に誰かと繋がっていたい

という心理ではないでしょうか?

 

私も思いもかけない方とfacebook上でお友達になることもあり

そのたんびに、やはり嬉しいなと感じてしまうのです。

その「嬉しいな」と感じてしまう底には、誰かと繋がっていたい

という心理が必ず、あるのです。

 

人には誰しも

誰にも言えないような心の中を持っています。

その心の中身は誰にも言えないようなことだったりします。

言っても伝わらないし、言語化できるほど単純じゃないし

と思っています。

でも、そんな自分の心まるごと全部受け入れてくれる存在はいつも欲しい

と思っています。

そんな人がいたならば、ずーっとくっついているなあと思うものです。

 

 

Facebook、今、試行錯誤しながら関わっている人がほとんどではないかと思います。

 

ビジネスに有効だと思っている人もいる。

友達を増やしたいなあと思っている人もいる。

自分達のグループでのコミュニケーションに使いたいなあと思っている人もいる。

あんまり深くは関わらず一歩引いて使っているという人もいる。

facebook素晴らしい!と思って全力で使っている人もいる

 

私は、と言えば、面白いものは楽しんでしまえ派です(笑)

しかし、ゲンキンなもので、気が乗らない時は画面を開きもしません(^^:)

 

しかし、インターネットは確かに便利ですが、人間関係は確実に希薄になります。

メールは一方通行で気持ちが伝わらないことも多いです。

 

私は自分の中で決めていることが、あるんです。

この人!

という人とは「直接会って話をする」です。

どうしても会えないという時には、メールより、電話をします。

生の声を聞くと心模様まで伝わってくるから、です。

メールは、顔が見えません。

そして、何とでも言えるのです。

書けるのです。

 

そのことに自分自身が気がつかないことも恐ろしいことだと思うのです。

自分では、ちゃんと関わってきたつもりでも、後で振り返ってみればちゃんと会って目を見て話をしていない、声を聞いていない、ということに。

 

Facebookでは、1000人2000人のインターネット上での「お友達」を作ることは可能です。

しかし、その1000人2000人が私が本当に助けて欲しい時に手を差し伸べてくれるかと言えば疑問ですし、ありえません。

そんなことをふと想像した時、そら恐ろしくなるのは私だけでしょうか?

 

吉本歯科医院の患者さんは「私はメールやインターネットはどうも苦手なのよ」という方が、実に多いのです(笑)

しかし、そんな方に限って素晴らしいお手紙を下さったり、心のこもった対応をしてくださったり、します。

そして、何よりも一対一のコミュニケーションに強いのです。

人の目をまっすぐに見てくださる方が本当に多いのです。

 

私は毎日こうしてパソコンに向かう時間も長いのですが、そんなことをいつも考えながら生きてます。

 

人との関係を築くのは大変です。

しかも、一過性ではなく、ずーっと、ずーっと続く関係を築のは大変です。

 

気遣いもいります。

その人のために労力も注ぎます。

時間も必要です。

 

でも、本当に関係が築かれるのはやはり、面と向かっての関係です。

目を見て

声を聞いて

表情を見て

できるなら手をつなぎ

関係を築いでいきたいと思います。

でないと、エネルギーが枯渇しそうです(――:)

 

今の時代一番元気な人、それは「インターネット?そんなん知らん」というおばちゃんです(笑)

誰とでも会って友達になってしまえるおばちゃん。イメージはさしずめ大阪のおばちゃんでしょうか?

精神が病んでおかしくなってしまうのは、少々のことに気を遣いすぎ、他人との関係にびくびくしながら生きていかないといけない若者の方です。

 

人間なんて会ってしまえばどうにかなるさ!

 

と思えてしまう根拠のない自信、今は絶対に必要な人間力だと思います。

そんなことを踏まえてみながらFacebook、一度やってみると面白いです、きっと。

ちなみに吉本歯科医院のFACEBOOKページもあるんです(笑)ぜひご覧になって下さいね♪

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