http://www.tv-tokyo.co.jp/cambria/list/list20120216.html

昨日、録画しておいた番組を見ながらテレビに釘づけになってしまいました。

先週のカンブリア宮殿ご覧になりましたか? 

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お仏壇の「手と手を合わせてしあわせ・・なむうう~~」の

お仏壇のはせがわの会長
長谷川裕一(はせがわ・ひろかず)氏、です。

 

72歳でお肌つやつや、目はキラキラ、

階段をガンガン登って、走って。

 

お仏壇業界のナンバー1なんですって。

 

72歳なんて年齢をまったく感じさせないそのオーラに

見ているだけでなんだかこちらまで

こうしちゃいられない!と思わせてしまうような人でした。

 

残された遺族にとって必要なのは

手を合わせて祈る場所なんだ、という信念を

貫きとおし、その信念を社員に浸透させているんです。

 

朝礼は、般若心経。

しかも毎日、各宗派のお経を唱え、社員がお経を頭の中に

叩き込んでいます。

 

改めて、お仏壇というものを、考えました。

 

私が子供の頃は一緒に住んでいた祖母は、

毎朝お仏壇に手を合わせていました。

私も起きたらお仏壇に手を合わせずにご飯を食べたりしたら

祖父に張り飛ばされていました。

頂いたお菓子をまずはお仏壇にあげており

お仏壇にあげずにお菓子をあけたりすると

同じく祖父に張り飛ばされていました。

 

なので、子供心に、このお仏壇の中には

「誰か」がいるんだ、と思い込んでいました。

仏間で寝るのはとにかく、恐ろしかったです。

 

私の家には仏壇はありませんが

父が亡くなったので、写真とプチなんちゃって仏壇は、あります。

やはり、毎朝毎夜にその前にすわって

「チーン」とならし、

「じゃ、いってくるね」

とか

「今日もありがとう」

とか

子供のこととか、

いろいろあったこととか

そのプチなんちゃって仏壇に向かって話をしています(心の中で)

 

 

そういう場は、大事なんだなあ、と今はとても思います。

もし誰も死んでなくても(笑)手を合わせて祈る場所があれば

その手を合わせて目を閉じ、祈ってるほんのわずかな時間は

無心になれるので、それだけで心は勝手に整うと、思うのです。

 

子供にも

「悪いことをしちゃだめよ」

ではなく

「お空のおじいちゃんが見てるよ」

の方が、効果は絶大です(^^:)

 

目には見えないものを

信じる、信じ続ける心を当たりまえのように持っている人と

持っていない人では、作り上げる人生も人間関係も

まったく違うものになると、私は思います。

 

このお仏壇のはせがわ会長は、そういう哲学を

出会う人出会う人に語っていった結果、

今のような大きな大きな会社に成長していったんだそうです。

 

ここの社員さんは、お客さんから

「ありがとう、ありがとう」と感謝の言葉をたくさん頂きます。

 

社長の仕事は、かかえている社員さんに

どれだけ「ありがとう」という言葉や心をお客さんからもらえるように

するかも、大きな仕事なんだなと思いました。

 

「ありがとう」と心から思ってもらえるような仕事を

社員に提供することも、社長の心向き次第です。

社長だけが、すごいねすごいね、と言ってもらえるのではなく

それを支えている社員さんが、お客さんから「ありがとう」の言葉を

たくさん注いでもらえるような流れを作っているところが

すごい!と思いました。

 

 

テレビで見ているだけでは表面的なことしかわかりませんが

何せこのはせがわ会長さん72歳、かっこいいのなんの(笑)

信念を持って、前を向いて走っている人というのは

画面を通してでも、色気むんむんです。

 

きっと、ものすごく、もてるんだと思います。

 

かっこいい!

かっこいい!

かっこいい!

を連呼する私の横で院長も

「う~ん、確かにかっこいいねえ」と納得。

 

我が家にも、ちゃんとしたお仏壇を買おうかあ、と話をした夜でした。

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