【歯の神経を取ったらどうなるんですか?】

 

神経を取らなくても済むような、そういう手法があるのであれば試してみられたほうがいいと思います。やっぱり「神経を取る」このメリットほとんどありません。「神経を取ることのデメリット」これはいっぱいあります。まず歯の構造ですけれども、歯の表面非常に硬いですよね。でも中はトンネルみたいになってます。そして、そのトンネルの中には神経や血管が通っています。つまり「神経を取る」ということは、「その中にある血管も一緒に取って除ける」そういうことを意味します。まず神経を取りますと、痛みを感じなくなります。「痛いから神経を取る」これメリットのようにも思えますけれども「自分の歯がしみる・自分の歯が痛い」これは自分の体が自分自身に警告を与えてくれているんですね。これ以上放っておかないでほしい。これ以上無理なことをしないでほしい。そういう警告を体が教えてくれているんです。もし神経を取ってしまうと「歯がしみる・痛む」そのような警告を無視しますからわかりません。ですので手遅れになってしまうことがあるんですね。手遅れになって、残念ながら歯が割れてしまう。そして、歯の周りの支えている骨、これまで溶けてしまう。この状態で「何とか歯を残したいんですけど」と言われても残念ながらもう手遅れ、抜かないといけないんですね。ですので神経を取ってしまうと、そのような早期に状態を把握し、悪くならないように手を打つ。それが打てなくなるんですね。ですので「早めに治療ができる」これが一番神経を残すメリットかと思います。次によく言われるのが色です。生きてる木の枝と、死んでしまった折れてしまった木の枝、イメージしてみてください。木の皮どうでしょうか、真っ黒になってますよね。そのように色が変わっていきます。歯もいっしょです。そして強度、木の細い枝、曲げてもたわみます。折れてしまった枝はちょっと曲げただけで、ある程度太い枝であってもポキンて折れてしまいます。歯も同じように、生きている時であれば何の問題もないぐらいの力であっても、死んでしまった歯の場合には歯が折れてしまいます。わずか十分の一ぐらいしか耐えられない、そんな強度のものになってしまうんですね。奥歯は100kgぐらいの力がかかります。そういう力に耐えられなくなってしまうんですね。神経を残すことができるのであれば、そのほうが長い目で見てきっといいと思います。先生とよく相談をなさってください。

吉本歯科医院の院長動画

「歯の神経を取ったら、どうなるんですか?」

が出来上がりました。

 

この動画は、実はとっても好評なんです(笑)

文章でこうこうこうと説明するよりも

院長が話をした方が、わかりやすい、ということだそうです。

 

確かに、当院院長、お話はとっても上手、です。

コミュニケーション能力は???なのですが、

自分の得意分野、専門分野に関しては

いつもどうやったら伝わるのか?ということを

考えに考え抜いて研究しているせいか

院長の説明を一度でも聞いた患者さんは、

「はああ~~~~なるほどおおおお!!」と

ものすごく腑に落ちた!という表情で診察室を後にされます(笑)

 

私も横で聴きながら

「わかりやくす話をするなあ」と

身内誉めで恐縮ですが、思わずメモを取ってしまうこともシバシバ。

 

吉本歯科医院の院長動画は

吉本歯科医院にお悩みをご相談に来られる方や

メール相談での件数がとても多い順番に

テーマを決め、毎回動画を作っています。

 

当院にお越しくださる患者さんは、当院にお越しくださる前に

院長の話を聴く前に、「吉本歯科医院としての考え方」を知って下さっている

患者さんがとても、多いのですが、

この院長動画も、きっと役に立っていると私は思っています。

 

どうぞ、ご覧下さいね。

 

歯の神経を取ったら、どうなるんですか???

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