今日は午後から少々、戦場化です(笑)

バタバタとしないように小走り、小走りのみんな。
バタバタと小走りをしながら受付を横切った時
コンシェルジュの松本が患者さんのお迎えをしていました。
「◯◯様、こんにちは。
先ほどはご丁寧にご連絡ありがとうございました。」
とニコニコ言いました。
患者さんは
「遅れてしまってすみません」と急いで入って来られました。
予約の時間に15分ほど遅れるとのお電話をわざわざ入れて下さったようです。
それに対し、松本が
「かしこまりました。
ご丁寧にご連絡ありがとうございました。
どうぞお気をつけてお越し下さいませ」
と応対していたようです。
う~ん、こんなに混み合っていて
予約の管理でいつもいつも大変なのに
こういう余裕の対応ができるなんて
すごいなあ、えらいなあ
としみじみ感心したマネージゃーです。
私も過去に、うんと若い頃ですが
会社勤めをしていた時に
ものすごく電話を受けて、ものすごく来客の多い場所で
働いていた頃があります。
すいている時や
電話がじゃんじゃん鳴らない時はいいのですが
そうではなく
ものすごく忙しくて
電話も鳴って
人もじゃんじゃんやってきて
さらに、中にいる人との兼ね合いで時間を考えながら
進めなくてはいけない時というのは
えてして余裕がなくなり
ついつい
イレギュラーなことが起こると
ムッとしてしまいがち、でした。
そのたびに
器の小ささと
余裕のなさを先輩に指摘されるのですが
こればかりは、経験がものを言うのでしょう。
今日の松本の対応は
見ていて私も
「私が患者さんだったら、嬉しいだろうなあ」
思いました。
気配り能力の高い人というのは
自分がしてもらったら嬉しいだろうなあ
ということを想像する能力が高いのです。
些細なことでも嬉しいなあと自分が感じるので
その些細なことを相手にもしてあげようと思うのです。
そしてそれはその人の中では「普通」ですし、「無意識」なんです。
私はこういう瞬間を見つけたら本人に
「ねえ、ねえ、さっきのすごいよね」
とか
「こないだの、あの患者さんへの対応すごいよね」
とか
「ほらほら、前に電話でこんなこと言ってたじゃない」
とか
言うのですが、
当の本人達は
「え?そうでしたっけ?」
といたって普通のことなので
忘れているのです。
こんなことをされたら嬉しいだろうなあ
という「こんなこと」ですが、
その内容は、「ささやかなこと」「こまかいこと」
であることの方が多いのです。
その小さな小さなことに
気がつけるというのは
もはや才能です!
大きなことをドッカーンとひとつよりも
小さな小さなことを何度も何度も、空気を吸うようにしている方が
私にはすごいことのように思います。
キラリ輝るところは探そうと思えば
いくらでも、探せます。
探したいと思わせてしまう、
というのも、また
その人の魅力です。

Follow me!