さきほどたまたま、歯科衛生士の田中が患者さんからのお電話を受けていました。

お話の内容から初めての方がご予約のお電話のようです。

ほとんどのお電話は、受付の松本が対応するのですが
松本が大忙しな時や不在の時、お昼休みなどは
松本以外のスタッフがお電話をお受けします。
どうやって応対してるのかな~
耳ダンボにして聴いていると
たどたどしい口調ですが、一生懸命丁寧にじっくり
お聞きしお返事していました。
しかも、つい先日のミーティングで
「もし、松本さん以外のスタッフが電話をお受けした場合には
これこれこういうことを、ちゃんとお聞きしておこうね」と
みんなで決めたところでした。
田中はその時のミーティングで聞いていた通りのことを
きちんと患者さんにお電話口でお伝えしていました。
初診のご予約が無事終わり、「お電話ありがとうございました」と受話器を丁寧に
置いている姿はとても美しかったです。
ガッシャンと受話器を置くような人に
あんな細かい歯科衛生士さんの技術を持つ人は
ありえません。
田中を見ていて
一時が万事だなあ、とやはり思いました。
電話を切った後
「完璧やったねえ!今の電話は!」と思わず田中に言いました。
慣れないことだけど、吉本歯科医院の顔である「電話応対」を
素晴らしくやりきってくれたことが、嬉しかったし、すごいなあと思ったから、です。
丁寧に、きちんと、している
誰が見ていなくても
きちんとしている
ということは、素敵です。
しかし、電話を毎日何十本も受けて対応している受付の松本とは違い
診療室のスタッフ達が電話を受ける時は
みんなやはりドキドキするようです。
しかし最初は松本も、ドキドキしていたはず、です。
今ではどんなお電話も対応できる引き出しが彼女の中には
詰まっています。
それは、体験で身についたものなので
彼女の血となり肉となっています。
こういう血や肉は一生使えますし、
彼女が生きていく上で必ず人と違う「ピカッ」と光る才能になっていきます。
受付の松本は一日に何十人もの患者さんと
顔を応対し、会話し、電話もお受けしていくので
やはり、どんどん人間対応能力は身についていきます。
診療室の中で患者さんの治療に関わっているみんなは
治療の技術をどんどん身につけていきます。
それぞれの立場でそれぞれの人が
責任を持って意識をもって動いてくれているので
吉本歯科医院は成り立ってます。
松本以外のスタッフがお電話をお受けした時は
ドキドキしながら、みんな「はい、吉本歯科医院でございます」と
言っています。
少々舌がまわない時もありますが
どうぞ、多めにみて下さいね♪
なにせ、ドキドキしながら
お受けしていますから。

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