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人を変えようとすると、しんどい

 

の続きです。

 

多くの人間関係のトラブルは

他人の問題にズケズケと踏み込んだ時

または

自分の問題にズケズケと踏み込まれた時に

起こるのです。

 

「あなたのためを思って」

は、

あなたがちゃんとしてくれないと、「私が」困る、のです。

母親が、娘に「ちゃんとしてもらわないと」

母である私が、困るのです。

 

夫婦でも、親子でも、友達同士でも

こんなことが、起こります。

日常のささいなことでもめ、大きなストレスを

起こしているのが

この「自分がよく合う人との関係」です。

この近しい関係は

近づきすぎると

グダグダのドロドロになりやすいのです。

 

 

自分の問題は最後は自分が引き受けるしか、ないんです。

親でも子供の人生を変わりに生きてあげることはできず

夫婦でも同じです。

友達でも同じです。

 

前に進めるように後ろから、横から、サポートすることは

できますが、

変わりにその人の肉体に入り込み

変わりにその人の問題を解決していくことなど

できないんです。

 

「あなたのためを思って」と言われ続けてきた

親に育つと、自分もまた他人に同じことを

してしまいます。

 

他人は自分に精一杯のサポートはしてくれます。

でも、結局は右にいくか、左にいくか

あっちを選ぶかこっちを選ぶか

決めるのは自分です。

 

「あなたのためを思って」という言葉がでそうになったら

私は自分で自分を見張ります。

それは、

子供のため

夫のため

友人のため

ではなく、

そうしてくれないと、「私が困るんだ」という歪な感情が

含まれていると、思うんです。

 

自分がこんな言葉を使わないようになると

面白いほど、人との関係はシンプルになります。

 

いつも何気なく話している言葉が

同じような人がやはり、集まってきます。

「あなたのためを思って」が日常的に出てくる人の近くにいる人は

しんどいです。

「ああ、でも、私のためを思ってしつこく言ってくれてるんだわ」と

思うかもしれませんが、

それは、大きな勘違いです。

 

他人の問題に介入しすぎです。

その人からなかなか離れられないのは

離れられない側に、「言ってもらえなくなると淋しい」という気持ちがあるから、です。

 

自分が不安な人や

自分の毎日がダラダラ面白くない人は

他人の問題に介入してきます。

暇だから、です。

 

そんなことにかまっている暇があるんです。

忙しい人は、他人の問題に口出しはしません。

その代わり、求められれば的確に答えますし、サポートしてくれるのです。

 

グダグダに絡んだややこしい関係ではなく

大人として付き合うことができるんです。

 

他人の課題をさも自分の課題のように

巻き込んで考えてしまうと

人生はややこしくなります。

 

やるべきことがはっきりしていて

そこに向かってもくもくと仕事をしていると

「あなたのためを思って」という方向には

頭はいかないんです。

 

 

「あなたのためを思って」

と他人の領域に土足で踏み込んでいくと

必ず痛い目にあいます。

 

やっぱり、

ほうっておくのが、一番です

 

大事な人なら余計に

ちゃんと見守り、サポートが必要だ、という時には

手を差し伸べ

そうでない時は

ほうっておくんです。

 

水臭い

友達じゃない

私とあなたの仲じゃない

・・・と、呼ばれてもないのに

入り込んではいけないんです。

 

人間生きてると絶対に問題が起こるんです。

どんなに幸福そうな人だって、棺おけに入るまで

悩みは絶対に、あるんです。

 

問題がきたな、

と思ったら、

じっくり向き合うチャンスです。

自分と。

 

他人にどんなに相談しても、決めるのは自分です。

どんなにお金を積んで相談しても、その先生は

自分の人生を変えてはくれません。

 

変わるきっかけをくれるんです。

それだけでも、大きな儲けモノです。

感謝感激ものなのです。

 

人の問題にズケズケ立ち入らない

そして

自分の問題は自分で決めてなんとかする

 

これが一番シンプルです。

 

何か問題が起こってるなあ

今、私の問題は、ここだなあ

なんだか、モヤモヤして心が落ち着かないなあ

 

思ったら

私なら、夜ひとりで大きなノートとペンをもって

心の中のもやもやを全部、書き出します。

もやもやしているものの正体は書くことで

明確になり、

「なんだ、じゃあ、こうしよ」と

すぐに具体的行動策へと変わります。

 

私は19の時から

日記を書かずに眠るのが気持ち悪いという習慣があります。

なので、こうやって書くことで

どんどん心の中をクリアにしてきました。

 

習慣にしていると

もう書いている紙に

「考えてもしょうがないこと」をある時から

かけなくなりました。

 

出尽くしたのか?

それとも

その方向の回路が遮断されたのか?

どちらか、です。

 

いずれにしよ

書くことは

私にとって、生きることを

ものすごくシンプルにしてくれました。

 

だから、おすすめよ、と

みんなに言ってますが

それも、「おおきなお世話」なんです。

 

やりたきゃやるし

やりたくなきゃやらない

私がそうだなので、やはり、皆同じです。

 

もっともっと

シンプルにしていきたいんです。

 

他人様の人生に介入しない

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