当院院長吉本彰夫より

タバコと喫煙の関係」について皆様にお伝えしたいことが

あります。

 

今はちょうど花粉の時期ですね。

くしゅんくしゅんと涙と鼻水と闘っておられる方も多いです。

 

花粉は小さな小さな粉の粒が

口や鼻や目から中に入り込み

粘膜に付着し、さまざまなことを引き起こします。

 

花粉めええっ

と怒っている場合では、ありません。

 

タバコの煙も

実は、粉なのです。

煙は消えてなくなりますが

実は細かい細かい粉の粒が舞っているのです。

そしてそれを吸い込んでいるのです。

 

煙は決して消えてなくなっているのではないのです。

見えないだけ。

目には見えないほど小さいだけ。

 

確実に

体内に入り込んでいるのです。

 

さあ、タバコのお話、今回も院長続きものでお話させて頂きます。

 

もし、将来歯を失った時

タバコを吸う習慣があったとしたら

あなたが選択する治療は

「入れ歯」しか、ありません。

 

 

「私はタバコを吸わないから大丈夫」と思っているあなたにも、知って欲しいのです。

なぜなら、タバコの煙は、タバコを吸っていない人でも、同じように害があるのです。

 

はじまり、はじまり。

私の医院では、インプラント治療をご希望されお越しになられる患者さんも、多くいらっしゃいます。

その時に、もしその患者さんがタバコを吸っていたならば、即、「タバコをやめてください」とお伝えします。

 

そしてもし「タバコをやめることはできない」とおっしゃられるのであれば

当院でのインプラント治療はお断りさせて頂いております。

 

私の医院には、他の医院さんで過去にインプラント治療をされた患者さんからたくさんご相談が寄せられます。

インプラントの上に被せているモノが故障した

インプラントした部分の歯茎が腫れてきて痛い

インプラントがグラグラして噛めなくなってきた

など、いろいろなケースを見てきています。

 

その中で、インプラント治療をした後も、引き続き、「喫煙」を続けていた、という患者さんは多くいらっしゃいます。

 

インプラント治療をするにあたって、「タバコをやめる」ということは必須のお約束事だということを全くご存知ない方はいまだ多くいらっしゃいます。

「まあ、先生はそういうけど、本数を減らすくらいでまあいいだろう」

「先生は大袈裟に言ってるだけなんだろうこの程度の認識です。

喫煙は糖尿病と共に、インプラント治療の最大の失敗要因になります。

その理由も、これからお話します。

 

インプラントというおおがかりな治療だけでなく、タバコを吸っているだけで、その方はハイリスク患者となります。

 

骨移植や骨造成術、上顎洞底挙上術など、手術創の大きな術式は、「タバコを吸わない」ことが前提であり、

「タバコを吸う」方には行なうことはできません。

 

インプラント治療をしたいけれど、タバコを吸うことがやめられないために

治療をお受けになれない患者さまも実際におられます。

 

これを読んでくださったあなたが、もし今後将来歯を失った時に、

インプラントを考えているのであれば、すぐにタバコをやめて下さい。

 

そうでなければあなたはもし多くの歯を失った時、

「入れ歯」という選択しか、残されていません。

 

また、インプラント治療を過去にお受けになった方で

喫煙を続けているという方がいらっしゃれば、すぐにおやめ下さい

 

治療が完了したあなたのインプラントの寿命は、タバコを吸うことで日々短くなっています。

医院さんによっては、

本数を減らすなら大丈夫

手術の前後だけ禁煙してくれればOK

治療後なら元どおりにタバコを吸ってもOK

というお知らせをしていることもあるようです。

 

しかし、私は100%禁煙をお願いしております

 

 

続く

 

噛み合わせ専門歯科医院 香川県高松市 吉本歯科医院

https://www.8181118.com/

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