女性は、基本「弱い男」は嫌いです。

それも、自分よりも「弱い」と思うのが特にイヤで

自分よりも、強くあって欲しい、と思うんです。

 

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いくら女の時代だ、

女は強くなった

とはいえ、

女はそれでも、さらにさらに、自分よりも「強い男」が好きです。

 

優しい男の人がいいなあ

自分の好きにさせてくれる人がいいなあ

私の言うとおりにさせてくれる人がいいなあ

と口では言っていても

本当に自分のいいなりになってしまうような男を

女は心底、嫌いなんです。

 

私の言いなりなの

って状態の時、

女の人は、どこかでその人をバカにしています。

自分よりも、下に見てます。

これは、男も辛い

そして女も、辛い。

下に見た瞬間にもはや「惚れてない」わけです。

微妙ですが、

そうなんです。

 

そして、

これは最近わかったことなのですが

男も、また

「弱い女」は嫌いなのです。

 

見た目強そうな女は苦手かもしれませんが

精神がヨワヨワな女は、男もしんどいのです。

付き合ってるくらいの時はいいのですが

いざ結婚生活してしまうようになると

精神の強さ=夫婦の日々の幸福f度

です。

 

精神がヨワヨワというのはしんどいです。

男にとっても

女にとっても

お互いに

すぐに、依存してくるから、です。

 

自分が幸福ではないのは、あなたのせい、と依存してくるから、です。

 

そして、精神がヨワヨワだと

気分が上がったり下がったりしてます。

そのたんび、不機嫌です。

 

不機嫌は

不機嫌を撒き散らしているので

迷惑なのです。

 

不機嫌な妻が家にいるだけで

夫は仕事能力は落ち、ストレス耐性は低くなります。

 

不機嫌な夫が家にいるだけで

妻は頭痛になり、さまざまな原因不明な病気にかかるのです。

 

 

不機嫌=精神の弱さ

です。

 

精神が強い人は、自分で自分のご機嫌など

とっとと取ってしまえる余裕があるので

不機嫌さを撒き散らすようなことは

しません。

 

不機嫌な時だって、あるよ

人間だもの

しょうがないじゃない、不機嫌なんだから

と、不機嫌は自分だけのものなんだから

いいでしょ、

誰にも迷惑かけてないでしょ

と思ってるから、困るんです。

 

不機嫌は伝染しますよ、ということに

気がつかないから、困るのです。

 

女の人は

本当に、勘違いしちゃダメなんです。

弱く見せてなきゃ

とか

女だから、強そうなこと言ってたら

引かれちゃう

とか

思って自分の言いたいことの1000分の1も口に出せずにいたならば

今の時代、あっという間に病気になっちゃいます。

 

「私、強くなりたいんです、弱いから・・」ってことを

勉強会でも女性のみなさまがおっしゃるのですが、

自分がそう思ってるから、自分のことを弱いんです、と口にするんです。

口するから、本当に弱くなっちゃう。

 

「私、弱いんです」

で、

はい、弱い私のいっちょあがりです

 

弱い弱い

弱い

怖い怖い怖い

不安で不安で

何もできなくて何もなくて

って自分で言ってるから

もう見事に

「弱くて、怖くて、不安性で、心配性で、何もできなくて、ついでに

何もない自分」

出来上がっていくのです。

 

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自分の全エネルギーを使って

全力で、弱い自分を作りにかかっているんです。

 

言葉癖って、怖いです。

人の愚痴さんざん聴くのが習慣になってる人って

愚痴が伝染してきて

自分の自信をなくすようなことばっかり

言ってるんです。

一見、優しいいい人に多いです。

 

母性型勉強会でも

言葉って大事だよ、って話を何度も繰り返しやってるのですが、

習慣って、恐ろしいもので

長年しみこんで習慣になってる言葉って、無意識に自分の口から出てきちゃうんです。 

 

 

男の人は、今、疲れている人は相当疲れています。

もちろん女の人だって、今は男並みに疲れてます。

仕事しながら子育てしてる人

結婚せずにバリバリ働いている人

女性の働き方は多様になったとはいえ

基本、女は女ですので

男社会の中では疲れるのです。

 

そんな中で

「もっと話を聴きましょう」

「聴いてあげましょう」

「ほめましょう」

「いいところを見つけてはげましましょう」

って感じのことが必要だとされています。

 

うんうん

その通りだ

話を聴いてもらうのは、大事なことだ

と、私も一旦思ったのですが。

 

こと、自分のことと置き換えてみた場合

私が何か自分で腹立たしいことが起こっていたり

イライラしていたり

悩みを抱えていたりする時に

ただ愚痴を聞いてもらって

嬉しいだろうか?

と考えると

私の場合は、それは、ないです。

 

愚痴を言ってる自分を客観的に見た自分に吐き気がするし

そんな自分が鏡に映っていると鳥肌が立つ。

悩むということは、その悩みを抱え込んでいる状態なので

そんな状態を維持していること自体が3日も4日も便秘中のようで

気持ちが悪いのです。

悩みは具体的な行動をして解決することは

とっととできるし

個人が悩んでも解決できないことは

スルーするのです。

それは神様のお仕事です。祈っておまかせです。

 

 

男が愚痴れば女は聴いてあげるもの

愚痴を聴いてあげられるのが、いい女

こんな暗黙の了解が女性の中には、あります。

だから、最初はみんな愚痴を聴くのですが

あまりにもそれが続くと、

ほとほと疲れてくるのです。

 

めんどくさっ

時給払って欲しいわよっ

 

と、こうなるのです。

 

そもそも、最初から

愚痴を聴きすぎると愚痴の中身は増長します。

 

愚痴ってる人は

おんなじことを繰り返し言ってますので

愚痴の内容はその人の中で何度も何度も繰り返されるわけです。

 

愚痴ってる内容が仕事なら

その仕事はますます嫌いになり

愚痴ってる内容が上司なら

その上司のことはますます嫌いになるのです。

 

愚痴を聴いてあげなきゃいけない

というのを

やめたらいいと思うんです。

 

機嫌の悪い人の機嫌を取らなきゃ

と思うのを

やめたらいいと思うんです。

 

特に、女性は。

 

私は、何かへこむような事が起こったり

ミスしたり

自分ではどうにもならないような状況になって心が折れそうな時に

ポワーンと慰められたり、言い訳を聴いてくれたりするよりも

さらに追い討ちをかけてくれる方が好きです

 

実際に、さらに追い討ちをかけられる方が

力がわいて来ます。

 

下手に慰められたり

言い訳を聴かれたりすると

余計にみじめになります。

 

みなさんは、どうでしょう?

 

これはもう、自分のタイプだと思うのですが

私はそういう性質です。

傷口に塩?タイプ?

 

なので人の悩みを優しく聴くよりも

さらにプレッシャーをかけたり

さらに追い討ちをかけたりするのですが

その方がいいっ、もっと言って、という人がなぜか私の周りには寄ってきます。

これはもう磁石の法則のように

面白いほど、そうなってるんですね。

 

 

つい最近までは、

母がとても人の愚痴を最後まで吸い取るように聴きつくつ人だったので

「私はまだまだだわ、そうでなくっちゃ」と思っていたのですが

私と母とはどうやら、違ってたようです。

 

私は、人の愚痴を聴くのが苦手。

30分超えたら、聴いてるようで、目開けて実は寝てます

うんうん言いながら本寝です。

言うのも、苦手。

 

苦手なことはできない。続かない。

だから、それでいいや、と思ったのです。

 

愚痴を聴くのは苦手だけど

追い討ちをかけるのは得意。

 

特に近い関係の人になると

これがもう本当に顕著になるのです。

 

特にうちの院長が

気弱になってたりすると

私は、なぐさめたりするタイプでは、ありません。

母が、気弱になってる時も

母親だからとか、年だからね、とか思って容赦はないです。

そんなことしてたら

とっととおばあちゃんになって要介護です。

 

追い討ちをかけるのは

そこがその人がいるはずの場所じゃない

と違和感を感じるから、です。

 

あ、そこじゃないよ

そこにいると

面倒くさいことになるから、

はやくもとに戻ったほうがいいよ

 

ってことで、

お尻を叩くのです

 

私もそうやってお尻を叩いてくれる人がいるから、

自分もそうやってお尻を叩くのです。

 

お尻をたたかれると

ハット気がつくのです。

 

「おっと、大変大変、凹んでおかしな穴に入って出てこられないとこだった」

ということに。

 

近くにいると

そこじゃないよ

そこじゃないってば、

ってことば、よく見えるんです。

 

その人が落ちちゃうと自分も困るって場合

私は追い討ちをかけてお尻を叩きます。

夫も、

友人でも

です。

 

別にどっちでもいいや

って時には

愚痴も聴きます。

お仕事だと思って愚痴を聴いてるんです。

お仕事なので、時給が欲しいくらいです。

 

 

愚痴ってたって、人はちっとも強くなりません。

さあ、よしやってやろう

って気にはなりません。

お尻叩かれたい人の方が多いんです。

 

 

お尻を叩いてくれるほうが

よほど愛があると思うのですが

いかがなものでしょうか?

 

私は、自分のお尻を叩いてくれる人には

愛情を感じます。

勝手に愛情を感じるから、

もっと頑張ろうって思うんです。

 

ズケズケと遠慮なく

お尻を叩いてくれる関係ほど

私は離れられない。

私の場合は、です。

 

自分を変えなきゃいけないってのが

人は一番きつい作業です。

あなたは何も変わらなくていいのよ

あなたの周りが悪いんだからってのが

一番楽なスタンスです。

 

だから、

あなたは何も変わらなくていい

そのままでいい

ってところはお金払ってでもみんな行ってます。

心地いいから。

でも、それじゃ、何も変わらない。

 

本当は、「お前が変わらんかいっ」って

一言突っ込んでくれたほうが

一番はやく状況は好転するんです。

 

 

それがわかってるけど

そんな場所は、そんなことをいう人は

居心地悪いんです。

 

自分を変えようとする人を

人は極端に嫌がるから、です。

強制されたくない、という思いが今は皆あるから、です。

 

だから、

その距離感をぶち破って

「ええいっ、どうにかせんかい!」

と入ってくる相手には

もう王様レベルの座を与えてしまうのです。

 

 

この人が落ちると私まで困る

という関係なら

「お前が変われ!」と言えちゃいます。

言える距離感。

言える関係。

 

お尻を叩いてくれる快感。

 

相当変ですが。

間違ってるかもしれません。

 

明日は、母性型勉強会です。

10月15日(水)18時半~20時半

高松国際ホテルにて

会費:3,000円(食事代込み)

http://www.boseinomonosashi.com/

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