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51号のニュースレターが出来上がってきました。

 

ちょうど、今日1号からずっとお読み下さっている患者さんとお話をしていた時のことです。

「自分の口の中に詰め物がどれだけあって

どの詰め物をどこで治療したのか、どんなものを詰めてるのか

神経があるのかないのか

なんて、ここに来るまで知るよしもなかったわ」

と教えて下さったんです。

 

そうおっしゃって下さる患者さんの

歯への意識は相当なもの、です。

知識の蓄積です。

 

レントゲンの見方も開業以来ずっと患者さんに

お伝えし続けているせいか

長く通って下さっている患者さんの多くは

レントゲン写真を見るとすぐに

ご自分の骨の状態がわかります。

 

ご自分で見てわかることは、すごいことです。

「ああ、ここが神経に近いんだな」

「ここの部分がだいぶ寄ってきてるな」

「ここの歯を支えている骨が溶けてきてるな」

ってことがご自分でわかってしまうのです。

 

ご自分で考えられるようになるためには

情報がいっぱいないと考えようもないわけ、です。

 

吉本歯科医院では

お越しになられた患者さんのお口の状態をずっと保存しています。

歯のレントゲン

そして歯ぐきや歯の状態を診るために

口腔内写真を撮影しています。

その画像をずっと

患者さんごとのフォルダカルテとして保存していきます。

 

ですので、

3年前、5年前に

その患者さんの歯の状態、噛み合わせの状態、

歯を支えている骨の状態が

どうであったか、

3年前、5年前と比べて今がどう変化しているのか

一目瞭然に目に見えてわかるように

しています。

 

口腔内のお写真を撮影する時間

レントゲンを撮影する時間

は患者さんには頂くようになりますが

患者さんご自身に「ああ、そういうことなんですね」と

見て納得していただくためには

必要なことだと思っています。

 

 

そうする理由は

患者さんご自身にご自分の歯の状態を知っていただき

意識し続けて欲しいから、です。

 

吉本歯科医院は、噛み合わせ専門の歯科医院です。

一番の目的は

その人の生涯の中で

できるだけ長くご自分の歯を長持ちさせて欲しい

ということだと院長はいつも患者さんにお話しています。

 

歯は磨り減っていくものなんだ

何もせず放置しておくと

どんどん磨り減っていくものなのです。

だから、

磨り減らないように

ご自分の歯の代わりに磨り減ってくれるマウスピースをお使い頂く、

など

いかに歯をすり減らせないようにするか等、

お話させて頂いています。

 

ずっと発行し続けていて

少しづつ

「なるほど、よくわかります」

とご理解頂き

ご遠方からでも必ず通院して下さる患者さんが

増えました。

 

どの業界でもどの世界でも同じだとは思いますが

こちらが伝えたいと思っていることを

理解納得していただくためには

本当にあの手この手の思考錯誤の連続です。

 

どうやって

わかっていただこう

 

どうやって

このことをお伝えしようか

 

こんなことばかり

私はいつも考えてます。

 

院長が患者さんにお話している内容を横で聞きながら

どうやって今院長がお話したことを

さらにさらにわかりやすい言葉にできるだろうか

どうにか文章やイラストにできないものか

いっつも、頭をグルグルさしてます。

 

それもまた楽しい脳内作業です。

 

まもなく通院して下さっている患者さんのもとにお届けさせて頂きます。

読んで下さるとこんなに嬉しいことはありません。

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