週末の夜、

中学からの悪友と串かつほうばりながら
話していたこと。
20代から30代に突入する頃
そして、30代のまだまだ「徹夜しても一晩寝ればお肌元通り」の時期には
女性はみな
つけあがる」もの、です。
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私も、すっかり「つけあがって」いましたし、
私の周りもみな、「つけあがって」いました。
若い、というだけで
価値があると思うなよ、と言われていましたが
いやいや、若いということは
十分、価値があることなのです。
恋愛市場においても
結婚市場においても
就職市場においても
若い
ということは、とてもとても価値のあること。
だから、若いみなさんは
「若いことは、価値あることだ」ということを
知っておくといいし、
若いということは
需要と供給の関係において
とても有利な時期にある、ということも
知っておけばいいと思うんです。
「つけあがる」時期も人間大事です。
そして、女性は何しても「まあ、かわいいわね」と言ってちやほやしてもらえる時期は
大事です。
せっかく生まれてきたんだから
若い時期に思い切り「つけあがって」おくことは
きっと、いいことです。
ただ、人はみな同じように年をとっていくので
さんざん「つけあがってきた」体験を通過すると
年をとった時に
「ああ、私もあの時期はつけあがっていたわ」と
心穏やかにいられるものなのです。
だって、歳を重ねて
根拠もなく「つけあがる」ことなど
恥ずかしくてできなくなるから、です。
そして、女性は年齢を気にしますが
それは意識する、しないにかかわらず
年齢があがるにつれ
価値が下がっていくのではないか?
と自分自身も思っているから、です。
時代は進んでも
その呪縛から逃れることができている女性は
そうそういないのです。
私の頃は
クリスマスケーキと言われ(うちの若い子には通じませんが)
25歳をすぎると
賞味期限ががたと落ちるので
一気に価値が下がるのよ、と言われていました。
これは、
男性が心底そう思っているわけではなく
女性自身が自分自身のことを
勝手にそう思ってしまっている
と言うところがミソ、です。
たいがいの男性は
好きになったり
相性がよかったり
面白かったり
年齢を考えさせないほど
いいものを提供してくれたり
一緒にいて居心地がよければ
25だろうが、30だろうが、35だろうが
知ったこっちゃないのですが、
肝心の女性自身が
「私はもう30だから」とか「もう40だから」とか
自分で自分をおとしちゃうんです。
だから、私の同級生は
25、6で第一郡は一気に結婚しました。
その後は30前後でこれまた一気に結婚しました。
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私は、環境として
一番娘に影響力のあるだろう母親が
「年頃だから結婚しなさいよ」という雰囲気の母ではなかったのと
父は年頃には一緒に暮らしてなかったこともあり
周囲がどんどん結婚してても
「へえ、みんな結婚するんだ」という感じでした。
しかし、一番一緒にいる時間が長かったこの悪友が
結婚するよ、というのを聞いた時には
とんでもなくショックでした。
仕事してても元気がでなくて
なんだかさみしい。
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他の誰が結婚しても
「ああ、そうか」と思ってたけど
この子が結婚すると聞いた時には
ものすごくショックだったんです。
子供じみていますが
自分と同一化していると思っていた存在が
他の誰かに取られるんじゃないか
という気持ちです。
今まで味わったことがないほどの気持ちで
言語化することが難しかった。
私より先にいってしまうくやしさとか
嫉妬とかひがみとか
そういうたぐいではなく
自分のものが誰かに取られてしまうんじゃないか
という気持ち。
婚約者と一緒にうちに挨拶にきた時に
彼女が彼の横で嬉しそうにしてるのをみて
もうさみしくてしょうがない。
いままで隣にいたのに
どこか遠くに行ってしまうような気持ち。
そして、彼女が結婚してまもなく、
私も結婚しました。
影響大、ですね。
幸せそうだったんです。
ものすごく。
家に行くと、すごく平和な空気が流れてて
とってもうらやましかった。
うらやましいな

いいなあ
あんなふうな家庭っていいなあ
ありだなあ
こんな風なしあわせ感ってあるんだ
こんな世界ってあるんだ
って、頭の中でイメージしてた最中に
今のだんなさんと出会い
とんとんとんとん、と「どこでどうなったかわからない」くらい
とんとんとんとん、と結婚式になっていました。
影響大、です。
もし、彼女が幸せそうな絵を私に
見せてくれてなかったら
私は今、結婚してたかどうかも
???です。
それまでは
「は?結婚?ありえませんな」
と結婚は夢には見るけど
現実世界は、「とても結婚しようと考えている年頃を過ぎた女の生活ではありませんな」
という毎日を過ごしていました。
結婚生活に
いいイメージを描くことができなかったんです。
でも、目の前で
「見た」
ことで
ストーンと私の心や頭の中に
「これはいい!!」ということがしみこまれちゃったんですね。
先に頭の中に
鋳型のようなものががっちりできちゃって
そこに現実が後からついてきたって感じです。
悪友は
結婚してからも
独身の私とよく会う時間を作ってくれてました。
ものすごく気を遣う子なので
一人でさみしくていきがっていてさらにプライドの高すぎる女(そう私)
を心配だったと、言います。←かわいそうがられてたそうです。
30歳頃になると
独身でいると
周囲のみんなや
さらに大人は
「ともちゃんは、美人で才能もあるから、男の人が尻ごみしちゃうのよ」
「きっと、誰かいい人がいると思って引いちゃうのよ
と、よく言われていました。
そうかそうか私って、そうなんや
すっかり真にうけてたんですが
それを、隣で見ていた悪友は
間髪入れずに私に
あんた、それ、社交辞令やけん。真にうけんと、はよう結婚し。
そのままいったら大変やけん」
と言ってくれました。
???そうなん?
社交辞令?
そう思って周りを見回してみると
私と同じ状況の女子には
皆がみんな同じトークを繰り広げられていました。
「なんや、みんなにそう言うとんかいな。あぶないあぶない私」
目が覚める私。
何しろ
まだまだ若くて元気
これから
と、心底「つけあがっていた」ので
冷静に、
指摘してくれる存在がいて良かったと心底思います。
女性同士は仲良くなって一緒にいると
生理の日まで重なってしまうことが、あります。
これ、誰しも経験ありますよね。
それくらい
影響を受けるものです。
このおもしろすぎる悪友に
とんでもなく影響を受けてるやん私、と
串あげにかぶりつきながら
再確認した私なのです。
今の私は
生まれてからこのかた付き合ってきた人の影響を受けた
集大成です。
自分で作り上げているようで
すんごい影響を受けています。
出会えてて良かったな
と思ったし
私より1分でも長生きして、さみしいけん、と心底思う自分は
やっぱり昔と変わってないんだなと思いました。
次回母性型勉強会
2015年10月23日(金)18時30分~20時30分
■高松国際ホテル
■会費:3,000円(食事代込み)
■申込はhttp://boseinomonosashi.com/study/

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