今日はグラフィックデザイナーの藤本誠先生とご一緒に、今回JR高松駅2階にオープンした

ばかりの「とんかつヒガサ」に行ってきました。

このお店は全てのトータルデザインを藤本先生がされたそうです。

高校生の時から、スペシャルな時は、ひがさのとんかつを食べに行くのがちょっと楽しみだったことを思いだします。

ちょっと飲み屋さん街にある小さなおしゃれなとんかつ屋さん。

そんなイメージでした。

細く千切りにしたキャベツとおひつに入った白いご飯があつあつのとんかつによく合い

ご飯をおかわりしながら頂いていた昔を思い出します。

 

藤本先生との話の中で、経営者にとってのクリエイティブの存在価値を

熱く語って頂きました。

いや~奥が深いですわっ!!

そしてその説得力のある話し方!

具の字も出ないほどの納得感。

ここまで提案されたら、「はい、おまかせしま~す、先生・・・」と言うしか、ありません(笑)

 

藤本先生の話がなぜ、いろいろな場で通っていくか、そのわけが少し、見えました。

それは、

私はこう思うんだ。

これは、間違っていて

これは、これが正しいんだ

そして、私はこうするつもりだ

なぜなら、こうだから!

・・・・意思が明確である、ということ。

意思がはっきりしている。

なので、発する言葉が明確。

すべて、「私は~こうだ」と言い切れているところ。

 

白いもんでも黒く見せてしまえそうなこの説得力。

ある種の勢い。

その勢いの裏には、「かっこたる信念」がある、のです。

 

71歳ですよ?????信じられない脳みその柔らかさ、です。

頭の中にとらわれがないので、話をしていてとっても楽しいのです、ね。

うちの父と話すとこうはいきません(泣)

たくさんヒントを下さったので、私はひたすらメモを取っていました(^^;)

この時間だけで、コンサルタント費用が発生しそうなほど、具体的アイデアを頂いてしまいました。

先生、ありがと~~~!!!

 

・・・・と、ご機嫌で話をしている時に気になったのが、高松を代表するサンポート周辺での

喫茶店での店員さんの態度(><)

藤本先生とも話をしていたのですが、

もうちょっと愛想良く接客しようよ!と、思ってしまいます。

ここは四国の玄関口なんですけど。。。。。(泣)

お接待の島、なんですけど。

おもてなしの島、なんですけど。

 

ではなぜ、愛想が悪く見えるのか?

とじっくり観察をしてみました。

 

すると、こんなことがわかりました。

愛想が悪い=リアクションがない

ということ、なんですね。

リアクションがない=表情が無い、と一緒なので

表情がない=感じが悪い

・・・と、こうなるわけです。

 

本人はきっとリアクションしているつもり。

でも、リアクションが小さすぎるのです。

 

もっと笑顔で接客を!と言っても、たぶん、教育されている本人は

よくよく聞いてみると「えっ?ちゃんと笑っているつもりですが・・・」と、なります。

こういうシーンって本当によくあります。

 

私は、リアクションのない人は苦手です。

こちらが何かしらの働きかけをしても、何の表情も見えないような人だと

テンションが下がってしまいます。

 

リアクションする、ということは、相手の何かしらの働きかけに対して反応する、ということです。

反応がないということは、相手は

無視された

きらいなのかな

と思ってしまいます。

なので、反応がない人のところには、残念ながら人は去っていく、そう思います。

 

現に、私が今長く関わりたいなあって思う人は総じて、リアクションがきちんとあります。

働きかける(アクションを起こす)

敏感に反応してくれる(リアクションをくれる)

うれしくってさらに働きかける

このサイクルです。

 

そしてそのサイクルがスパイラルのようにぐんぐん回って上に上っていくのに・・・。

自らスパイラルを切って、ああ、もったいない、と思うことしばしば。

 

私は吉本歯科医院の若いスタッフには、よく言うことがあります。

はじめは、大きな声や、明るい笑顔って、意識的にアクションをするって

難しいんです。

特に慣れていないと。

でも、はじめは演技でもいいんです。

楽しくても笑っているうちに、その演技にはまって、楽しくなってくるから(笑)

笑っているから楽しいのか、楽しいから笑っているのか?

そんなのわかんないけど、たぶん、そんなもんです。

心と体は繋がっていますので。

 

また、女性はみな女優ですので(笑)演技はお得意なはず。

世の中が暗くしみったれてきたら、

せめて女性だけは、笑っていましょう、というのがなんとなく私の考え。

女ならでは明けぬ国、にっぽん。

女性が笑っている国は、やっぱり、素敵な国なんです。

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