今日は朝から電車に乗って、昔の上司のお見舞いかたがたおでかけをしてきました。
電車の中で、本を読みました。
私は小説大好き女(^^)
ここ5年の中で一番好きなのは浅田次郎さん。
一冊読んで惹き込まれ、どんどん読むうちに大好きになってしまいました。
今日は電車の中で「プリズンホテル夏編」を読みました。
この人の本は読んでいるとおかしくて、思わず吹き出します。
横に座っている人が変な顔して見てても、おかしいのが止まらず
ポーカーフェイスで読み続けるのがとても難しい、本です(笑)
浅田次郎の本を読む読書会を開きたいほど、大好きなんです。
とにかく次から次へと出てくる人物みんな「クセ」と「アク」が、あるんです。
今風の時代に上手に乗れない不器用な男の人。
想いは熱く、ガンゴで融通がきかなくて、ちょっと間が抜けています。
ハゲでデブで、ださくって、そういう男との人がよく登場します。
でも、どんなにハチャメチャでも、その奥に時折見せるあったかい真心があるんです。
この人の本を読んでると
人間の味とか、不器用さとか、恥ずかしいようなおかしさが
どれほど自分の心をじんわりあっため続けていくのか、ということを
感じさせます。
うわべだけのカッコよさとか、ちょっと小利口な洗練された言葉じゃなくて
もうその人の本質というか、そういう心の奥の奥にある「こたつのあったか」のようなものが
全部表現されているんです。
本を読んで眠った日はかならず登場人物が夢に出てきて
私、ニヤニヤすること、あるんです。
怪しい女です(--:)
駅に着いて本を読み終わった時には、大笑いして、ちょっとウルルときて
別世界にいってるような気分でしたよ。
小説なので好き嫌いがあると思うんですが、
ぜひぜひ読んでみて欲しいな、と思います。
そしてぜひ、読書会を・・・・(笑)
共感できると嬉しいです。
今日は今から第7回母性型経営勉強会です。
行ってきます。
しかし、外は、寒いですね(泣)。