善通寺総本山のお戒壇巡りに行きました。

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秋に母性型勉強会で開催する「対話フィットネス」の会場下見です。

 

お戒壇巡り、暗い暗いとは思っていましたが

まさかこれほど暗いとは。

 

真っ暗闇

 

左側の壁に手を沿わせゆっくりと前にすすんでいきます。

こんなに真っ暗な闇を体験することは

まずないでしょう。

 

暗いとはいえ、通常は目が慣れうっすらと見えてくるものです。

しかしこの中は、一切見えない。

とにかく真っ暗な闇が続きます。

 

 

息子は「じゃあね~」ととっとと先に歩いていってしまいました。

私は、10歩ほど進んだ時点で怖くなって思わず引き返そうかと思うほど。

それほど怖がってしまう私は一体なんだ?とまず思いました。

 

 

誰でもいいから、手握ってて~~

と思ったけど

だれもいないはずなのに

手を握られても怖い~

なんて想像すると余計に怖くなってますます足がすくみました。

 

お坊さんの話によれば

善通寺のお戒壇めぐりは

時計回りとは逆巡り。

極楽への道ではなく、

罪を反省し、浄化するプロセスなんだそう。

 

お戒壇めぐりの中はひんやりと涼しく

壁は冷たく

真っ暗静か。

 

ここまで静かで真っ暗だと

心はどんどん内へ内へ向かいます。

 

半分ほど、怖い怖いと歩いたあたりで

怖さよりも、想いが湧き上がってきました。

 

死んだ時に三途の川を渡る時のシミュレーションをしている気分でした。

 

とてもとても長い時間この中にいたような気分でした。

出口が見え光が差し込んできたのが見えた瞬間に

ほっとしました。

 

出てしばらくはぼんやり。

お坊さんの言っていた通り

なにやら浄化されたようです。

 

秋の「対話フィットネス」では、このお戒壇巡りを最初に巡ります。

皆さんがどんなことを感じるのか、聴いてみたいです。

そして一緒に語りたいなと思います。

 

母性型勉強会の「対話フィットネス」は善通寺総本山にて開催です。

お楽しみに。

 

 

 

 

 

 

 

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