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お客さん・・・ロビーでいつまでくっちゃべってるんですか?

とホテルの方に怒られはしまいか、と

思うほど、毎回勉強会の後の「ムダ話」が長いです。

 

勉強会の後は

いつも

「弱めの自分」

「情けない自分」

「ええ?そんなことになってたの?」

といういわゆる

さらけだし

漏れ漏れになります。

 

でも、私はその時間が一番ほっとします。

 

完璧そうな人

できる人

の、

弱気になってこんなこと想って自爆してたのよーー

とか

ダメダメなところを

さらけだしてこられると

もう一気に親近感!

 

完璧で

素晴らしすぎると

共感できる部分が少なすぎて

近寄っていけなくなるんですね

 

今回の勉強会はまさに

「息詰まって前に向って頑張らねば!」ってやってると

うまくいかないよーって

話でした。

 

勉強会のトピックス

感情のコントロールはそもそも、できない

■上司と部下、同僚、オヤと子、夫と妻は逃げられない関係、じゃあどうする

■相手から投げられた嫌な言葉は消えない

■人間関係がうまくいくコツは「想像力」

■人生設計ざっくりおおらかに書いてみようよ

こんな感じの勉強会でした。

 

 

想像力

いいように使えば素敵ですが

実は悪いように使っていることが

多いのが、私達。

 

若いお母さんが

子供育てながら家の中でイライラ。

主人は子育てにはまったく非協力的。

仕事もしたいけど、そんな余裕はない。

泣きわめく子供達を前に思わず手が出てしまう私。

このままだったら私も子供もダメになる。

離婚してしまおうか。

でも、離婚したってどうするの?私。

これから子供を抱えてどうやって食べていくの?

いい人に出会って再婚できる保証なんてどこにあるの?

お金もないし、鏡を見たら疲れ果てたおばさんがうつってるし

私、まだ30代なのに、、、、

って悪い想像は

どんどんめくるめく・・・

こんな体験はありませんか?

 

私は、ありますよ実際。

長男産んですぐの頃は

何を思っても

悪いように想像しかできない天才でした。

 

天才シナリオライターですか?あなた?

ってくらい

「よくそこまで最悪のシナリオ書けますなあ、

売れますよ、あなた」ってほど

悪いように

不幸なように

暗くなるように

見事なシナリオ頭の中で想像してました。

 

 

それって、

私が想ってる想像って

本当にそう?

それって、本当にそうなるかな?

ならんでしょ、普通。。。

って第三者の指摘が入るまで

本当にそんな頭の中でした。

 

頭の中に

ある出来事に対して

不幸に考えてしまう

予想してしまう

不安になってしまう

種や材料しか

蓄えてなかったから、です。

 

頭の中に

不安な将来

最悪のシナリオになる材料しかいれてないと

人は、そうなるんです。

 

特に女性は

勝手に想像して勝手に相手を「悪いものだ」と決めつけ

勝手に完結しちゃう脳の癖がありますので

要注意です。

 

 

今は、何か問題が起こっても

感じが悪い人に合っても

そのことに

過剰反応はあまりしなくなりました。

 

勝手に暴走して

悪い想像を働かせる習慣を自力矯正したから、です。

これにはかなりの時間が

私にはかかりました。

 

もともとが

そんなに楽観的な人間ではない私。

 

ほうっておくと

悪い方向に流れていきがちなことだって知ってます。

 

悪い想像を働かせて

自分が快適に幸福になった経験はなく

みんなが不幸になるだけで

一番かわいそうなのは自分なので

 

何か起こった時に

「悪いように勝手に想像してないか」

と自分の頭の中を点検するように、します。

 

点検すると

事実を増幅して(話を盛って盛って盛って)

悪いようにもっていこうとしていることに

はたと気が付くのです。

 

夫婦になると

盛り方が半端なくなりますので

腹立つことあったり

嫌なことあると

パートナーは私の言葉によって

「極悪非道な超つめたい男」と化すのです。

そして、

その裏づけを立証するために

あの時はこうだった

そういえばあの時だってこうだった

と過去の記憶を芋づる式に思い起こし

何がなんでも

「私、被害者、あの人悪い人」

に仕立てあげてしまいます。

 

自分で勝手にストーリー作ってますから。

 

「あるあるーーー」

「げっ、昨日の私まさに、それ!」

「うわっ、私やってますそれ!!」

 

思い当たるふしありの女性陣

 

「こわっ」

こちらも勝手に悪者にされた覚えありの

男性陣

 

人は想像する生き物である

と。

よくも悪くも。

 

そうであれば、

想像力をいいように働かせませんか?

徹底的に訓練しちゃいませんか?

自分の脳みそをいいように飼いならしませんか?

ということを、やりました。

 

 

これ、結構難しいですよ。

どうぞやってみて下さいね。

単なるポジティブ思考ではなく

自分に全部ふりかかってきますからね。

 

相手を攻撃してる時の自分の心を

のぞいてみると

実は、怒っているのは相手にではなく自分だったり。

本当に人は自分の鏡です。

 

 

思わずにやついてしまうような

想像をしてみると

どんどんどんどん膨らんでいきます。

 

 

一日だけでも、自分は今日どんなこと考えたかな?

って思い返してみるだけでも

発見になります。

 

「あの人、腹立つ」

「なんか、面白くない」

「なんで、私ばっかり」

人の頭の中では

口のこそ出さなくても

いろんな自分内会話が脳みその中に

飛び交っています。

そう、一日中、です。

口に出して言わないだけ。

そのほとんどが

怒りや

不安や

苛立ちや

悲しさや

さみしさだけなら

生きてくことは、本当に地獄です。

 

自分が話す言葉は

自分の気持ちそのもの、です。

自分の言葉を変えていくにも

自分の頭の中に「勝手にいいように想像しちゃう材料」を

入れ込んでおくことも

意識して

「よし、そうしよう」としないと

なかなか

難しいです。

 

単なるポジティブ思考じゃ、ないんです。

脳ミソの中に

餌をいつも入れておくんです。

いわば、栄養。

 

頭の中は同時に

2つのことを思うことはできません。

ああ、なんか嬉しいなって思いながら

誰かを攻撃なんてできないんです。

勉強会で話をしていると

人間つくづく一人じゃあ、自分を矯正していくのは

難しいんだなあ、って思います。

周囲に誰がいるか

自分とよく話をしてくれているのは誰か

自分の話を聴いてあいづちを打って

いいように返してくれるのは誰か

ってことを

よくよく考えるように、なります。

 

 

「離婚しようと思うんだ」

って話した時

周りの人が

「え?ラッキーやん、モテモテやん!」

「これから、また面白くなるよーー」

「ちょっと、ずるい!!先いかないでーー」

なんて言われると

「あれ?そんなに悪いようにならないかも」

と思っちゃうもんです。

 

 

「会社辞めちゃったンだーーー」

って話した時

周りの人が

「ちゃーんす!!」

「よかったやん!!辞めて次に行くチャンスだったんや!」

「これからすっごい運が来るよーー、なんか、見える!!」

なんて言われると

「よっしゃあ、いいようになっていくぞー」

と思えてきてしまうもの、です。

 

 

「大丈夫?」

「どうやって食べていくの?」

「仕事なんてないよ」

「再婚なんて、この年でできるわけないじゃない」

「自分、いくつやと思ってんの???」

「苦労するよー、これから」

なんて言われると

ドドドーンと落ち込みそうです。

 

 

パッとあった時に

「大丈夫?顔、元気ないけど?」

とか

「なんか、やつれた?老けたよ」

とか

「病気でもしたん?」

とか、

よかれと思って心配して口にする人いますが

あれは

ダメです。

 

私は、言わないようにしてます。

口に出して言うと

本当にそう見えてくるから、です。

 

逆に

少々元気なさそうでも

「顔色いいじゃない」って話してると

本当に頬がピンク色になっていくんです。

 

言葉の暗示です。

 

自分にもいい暗示を。

そして他人にもいい暗示を。

 

勝手に人の顔色悪く決め込んじゃ

いけません。

 

特に

自分元気ないわ、って落ち込んでる人に

「顔色悪いけど大丈夫」なんて言葉は

さらに血流悪化させるような

ものなのです。

 

 

自分にとってもいい言葉は

相手にとってもいい言葉。

 

次回母性型勉強会は

2015年3月25日(水)18時半~20時半

高松国際ホテルにて

会費:3,000円(食事代込み)

http://www.boseinomonosashi.com/

 

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