今日は吉本歯科医院の定例ミーティング。

 

今日のテーマは面白かった、ですよ。

人間科学研究所の池田弘子先生の指南役で、ミーティングが進みます。

今日はたまたま、違う打ち合わせをしていた方も「じゃあ、一緒にミーティングを(^^)」ということで

中に入って頂きました。

kazokukaigi3.jpg

今日のテーマは、「母性型男子」とは?

母性型経営ならぬ、母性型男子の定義は

 

①女性に喜んで能力を引き出してもらえる男子のこと

②自分の感情を言葉にして表現することができる男子のこと

③女性の中に混じっても違和感がない男子のこと

④女性を心の底から尊敬できる男子のこと

⑤いざというときは女、子供を身を張って守ることができる男子のこと

 

さあ、もし、あなたが男性なら、いくつ当てはまりますでしょうか?

 

この項目を挙げたときに、真っ先に手を挙げたのが当院のカウンセラー、森下でした(笑)

「あの~~、私は今までであったきた男性はそういえば、母性型男子ばかり、です。

ちなみにうちのパパも完全に母性型男子、です」

「おおっ!!うらやましい!!」

森下が安心して能力を発揮できるのも、そういう懐の大きい男性がそばにいるからこそなのでしょうか?

kazokukaigi2.jpg

さらにさらに、参加してくれたコピーライターの人見訓嘉氏は

「女性は受け取ってためる性、それに対して男性は放出していく性、

だからこそ、女性には「運」が宿るのでは?」という意見も。

 

そうそう、面白くなってきましたね(^^)

 

すると、当院の歯科衛生士の小田が

「私、実はあげまん線があるんです!!」

 

あげまん線って何よ何よ??と全員が小田の手相を見つめます。

 

そして、自分の手相にマジックで線を書いて説明する小田(--;)

「ええと、これが、あげまん線です、はい♪」

kazokukaigi.jpg

そうこうしているうちに、院長も入ってきて、男性3対、女性スタッフの

「男と女のコミュニケーションギャップ」について熱い討論?ディスカッションになりましたよ~。

 

いかに、男性と女性では感じていることが違うか

求めていることが違うか

見えているものが違うか

思考が違うか

 

私もびっくり、スタッフもびっくり、男性もびっくり。みんなびっくり(笑)

ええ!!??「男の人ってそうなの??」「女の人ってそうなの??」

・・・そう、きっとそれが性差です。

 

男と女は違うのだ。

 

どこかから聴こえてきそうです。

 

だから、もっとお互いを知る必要があるんだと、改めて思いました。

知らなかったから、こんなことになってしまった、どこかで聞いた歯の話と似ています。

知っていれば、こんなに感情がすれ違ってもめることはなかった。

効果的に伝える方法を知っていればこんなに悲しいことにならなかったのに。

 

ということがたくさんあるんだということを

学びました。

若いスタッフには刺激的だったと思います。

 

ミーティングが終わり、男性3人が部屋から出てった後、女性だけでこっそり話したこと

それは、

「どう考えても女に生まれてよかったよね。男って本当、かわいそう」(笑)

大きなお世話です、と声が聞こえてきますね。

しかし、男性に聞くと

「どう考えても男に生まれてよかった。次に生まれてきても男がいいね」と答えるでしょう。

 

まったく違って異質なもの

だから補い合えるし、必要なものなんだと思います。

 

男と女の関係に限らず、職場や社会の中においてでも

互いの違いを認め合う、ということがとても難しくなっている、そう思います。

自分と意見が違ったり、考え方や感じ方が違うと、人はどうしても

「ん?なんだ?この人」と対立しがち、です。

「あの人は自分とは合わない」と敬遠してしまいがち、です。

私もつい、そうなってしまいますし

私と同じように感じたり、考えたりしてくれる方がいい、と思ってしまいがち、です。

 

しかし、よくよく考えたらそんなことはありえないんですね。

人間はみなそれぞれ心があって、育った環境も違います。

私が「これは正しい」と思ったことが相手には「それは間違いだ」と思うこともあります。

そして、それはどちらが正しくてどちらが間違いでということは、たぶん、ないんです。

 

「人はみな違う」だから、対話が必要であり、その思い込みと勘違いを解消するために

何度も何度もコミュニケーションする必要があるんだと思います。

 

たった一回で人を理解するなんて不可能です。

吉本歯科医院では、こうやって何度も何度もミーティングを繰り返していますが、

そのたびに、「あっ、彼女はこう考えるんだ」「こんな風に感じるんだ」ということを

知っていきます。

だから、対話が必要なんです。

 

みな感じ方が違う、ということを対話を通じて知っていけば

「自分だけが偉い」「自分だけが正しい」という偏った心を持つことはなくなる、そう思います。

 

自分だけが正しいわけじゃない、ということを本当に知れば

周囲の人に対して「お互いに欠点があるもの同士じゃないか」と少し歩み寄れる

そんな気がしませんか?

完璧な存在じゃないからこそ、助け合おう、かけている部分を補い合っていこうという

気持ちが湧いてきませんか?

 

自分の意見や感じ方、考え方を相手に押し付けると必ず対立します。

対立するとより、立場の強いものが勝ちます。

しかし、負けたものはしこりが残ります。

そしてそのしこりが、恨みに変わります。

恨みはものすごい負のエネルギーを生み出します。

 

対立からは、何も生み出しません。

対立の最たるものが戦争です、きっと。

 

どちらか正しいか間違っているかではなく

どちらか勝った負けたかという

いわば対立的な思考ではなく、

 

いろいろな矛盾を抱えた存在だけど、完璧な存在じゃないけど

本質的な部分ではみんな繋がっているんだから、手を取り合っていこうよという

「共に生きる」という気持ちが湧いてきたら、そんな心模様の時、私達日本人は

なんとなく落ち着きませんか?

 

母性型経営をすすめていくなかで感じることが、あります。

人と対立していない自分に気がつきはじめるんです。

社員と対立しない

お客様と対立しない

周囲の人と対立しない

 

対立することなく、協調する。

そして協調しながら、実は自分が進みたい方向に向いて進めている

 

とっても高級な考え方だと、思いませんか?

 

明日は、母性型経営勉強会です。

初めてお越しになられる方も多く、毎回どんな展開になるのか

ワクワクしています。

 

明日は朝6時から、三豊でモーニングセミナーで「母性型経営のススメ」

お話をさせて頂くのです(^^)

ちょっと遠いので、前泊しちゃうことにしました。

明日はまたどんな方にお目にかかれるか、楽しみです。

今までもモーニングセミナーでお話をさせて頂きましたが

早朝に出てこられる経営者の方は、総じて「いい方が多い!」。

夜の会と朝の会では、集ってくる人が違うのでしょうか?(^^:)

講演を聴いて下さった方が今までにたくさん吉本歯科医院にお越しくださいましたが

「本当にいい方ですね」とスタッフ達とも共通の意見です。

 

それに、早朝って、本当に気持ちいいんです。

私も完全に早朝派なのですが、朝は、気持ちが前向きになります。

夜は遅くまで起きていたときはどうも思考が後ろ向きになりがちなんですね。

 

朝は早く起きて動いて働き

夜は余計なことを考えずとっとと寝る(笑)

これが一番いいリズムです。

Follow me!