新潟に行ってきました。

昨日は19時には高松空港に到着する予定でしたが
飛行機のエンジントラブルということで
いったん乗った飛行機から違う機材へと移動になりました。
移動になった機内でも予定より50分も遅れてしまいました。
満席の機内。
お腹がすいてくる時間
疲れがたまってくる時間
小さい子供は機嫌が悪くなってくる時間
です。
機内の中では、いろんな乗客がいました。
明らかに機嫌が悪くなって乗務員さんに
「いつまで待たせるんですか?」と露骨に聞く人。
横に座った奥さんに
イライラいうおじさん
泣き出す赤ちゃんを抱いてるお母さんを
冷たい目で見る人
かと思えば
「こういうことも旅の醍醐味よね」
「あ~ら、赤ちゃん泣いちゃったのね、かわいそうにね」と
優しく声をかけている年配の女性
私も2人の子供を連れていたのですが
3日間連れまわしていたので
疲れもたまって下の娘が機嫌が悪くぐずっていました。
こんな中で困ったなあ
と思っていたら助け舟。
横に座った感じのいい年配のご夫婦が
「疲れたのよね~。よく今まで頑張ったわよねえ」
「ほら、おばちゃんが折り紙作ってあげようね~」
チラシを折ってさささっと奴さんを作ってくれて
一気に機嫌が治っておりがみに夢中にさせてくれました。
一緒にいった女性も
嫌な気分を出さずに
始終ニコニコ。
一緒にいる人が
そんな感じだったので
私もツラレテ「ま、いっか。そういうこともあるわ」
と思えてしまいました。
思いがけないことに出くわすことは
よくあります。
でも、その時に
不機嫌な時間を作り出すのも
自分
ご機嫌な時間を作り出すのも
自分。
そう、思いました。
一緒にいる人が
ご機嫌で前向きだと
つられて「まあ、いいかあ」と思えてしまいます。
予期せぬアクシデントの時に
どれだけご機嫌でいられるかは
考え方ひとつです。
一緒にいった女性は
新潟でもアクシデントがありました。
大事な大事なミンクの首まきを
どこかで紛失してしまったのです。
きっと、とっても大事なものだったのです。
行ったお店や立ち寄った場所に電話をかけてみるのですが
見当たりません。
ひととおり問い合わせてなかった、となった時
彼女はにこりと笑って
こういいました。
「誰かが使ってくれたらいいわ」
「大事なものがなくなる時は、
自分に降りかかるはずだった災難を避けるために
身代わりになってくれるものだから、それでいいの」
と話してくれました。
そして、「ま、いいわ」と言った後
そこからは首まきのことは一切忘れてしまい
もう次の楽しい出来事に夢中になってました。
素敵な人です。
ものは考えようですし
本当にその通りかもしれません。
そんなわけで、一時が万事
こんな人と一緒にいる3日間は
「あ~寒いなあ」
「あっ、雨が降ってきた」
「えっ、お風呂が熱い!!」
「あっ、部屋にドライヤーがない!!」
「あ~~。渋滞だわ」
といろんなことが起こっても
そのたびに機嫌が悪くならなくてすみます。
些細なことでいちいちイライラして
文句を言う人と一緒に旅行をすると
そのイライラは伝染します。
アクシデントが起こってもまったく動じず
「まあ、いいじゃない」
とご機嫌度合いを崩さない人って
すごいです。
帰り際に
「どうしてそんなにいつだってニコニコしていいように考えていけるの?」
と率直に聞いてみると
やはり
理由がありました。
続きは、後日。。。
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今回、新潟行ききっかけになったのは
作詞家遠藤実先生の著書を読んだから、です。
本を読んで、行ってみたかった。
年のはじめに
「新潟いきましょうよ」
と話をしていて
まさかこんなにはやくいけるとは思ってもいませんでした。
なんでも、口に出して言ってみるもんです。

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